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快を追い求めるのではなく、不快を快にひっくり返そう!

快を追い求めるのではなく、不快を快にひっくり返そう!



みなさま、こんにちは!田中りんです。



このメルマガでは、皆さんが、日々の出来事の中で、どんな切り口で自分を観察したらよいのか、どうやって目の前の現実を捉えたらいいのか、言葉にならないモヤモヤした感情の正体や対処方法など、こんな感じで自分を研究したらご機嫌にれますよ、というヒントをお伝えしております。



ごきげんであれば、全てよし!


そうは言うけど、楽しいことして、理想の人や環境に囲まれた暮らししてたら誰でもそうなるわいっ!そうい思いましたか?


いやいや、違うんですよ、これが。
事実、楽しそうな暮らし、理想の環境にいても不機嫌な人いっぱいいるんです。


楽しいことしていない時、きげん悪かったら、それはごきげんさんではないのです。


みなさん、今ごきげんですか?
人間は、何もなくても今の環境でごきげんなのが本来の姿です!
詳しくは、こちらの参考記事をどうぞ。


本物のごきげんさんになるためには“快を追い求めるのではなくて、不快をひっくり返して“ください。


楽しい時間を過ごしたいのに、お腹減って、トイレ我慢して、寝不足でって、不快満載だったら、誰でもイライラと不機嫌ですよ。


この状態で、ご飯作ってて、子どもか誰かが味噌汁ひっくり返そうものなら、イラッとして、何ら不自然ではございませぬ。


この、生理的な欲求を満たすのが基本の基本!
一番切り詰めたくなるところなので、平気で適当にしてしまいがちですが、ジワジワとイライラしてきますからねえ。


次が、環境の不快への対応。
五感をしっかり研ぎ澄まして、家の中を感じて見てください。

暑い寒い。明るい暗い。空気が新鮮か?
見たくないもの、聞きたくない音、好きではない匂いに囲まれてないか?
道具はメンテナンスされて使い勝手がいいか?
動線はスムーズか?  などなど。

楽しい時間を味わうためにと、寝不足で、お腹ぐーぐー鳴らしながら、トイレに行きたすぎる状態で、動線の悪い台所で、切れない包丁を使って子どもが好きそうなものを料理し、

出来上がりで子どもに「これ食べたくない」って言われたら、お皿投げつけたくなるのは当然である。


いかんいかん!こんなことでは!
子どもの「食べたくない」の気持ちを尊重してもっと広い心で受け止めないと!って。


込み上げてくる何かに蓋をして、渾身の力で微笑み、「好き嫌いなく食べないと」ってしつけをする。


このあと、連絡なく遅く帰ってきた夫の何気ない一言「まだご飯食べてなかったの?」を聞いた瞬間、怒りで体が震えた。

もう私どっかおかしのかもしれない、、、。いや、真っ当な反応!正常です(笑)。


これで、この不快を放ったらかして、リフレッシュしよう〜って“快“を追求したとて、イライラがおさまることは決してありません。


普通に暮らしていて、家の中でイライラして怒りで震える場面がある場合、確実に何かを我慢していると思って間違い無いです。


この場合は、旦那さんが悪い!と思いがちですが、違います。

それは最後のきっかけでしかなく、あなたが無意識に我慢していることの積み重ねが溢れた瞬間なだけなので、問題は旦那さんではありません。


こんな時は家族のことを一切考えずに、自分の不快に対応してみてください。


ぐっすり眠る。食べたいものを食べる。トイレ我慢しない。
包丁研ぐ。邪魔なものを片付ける、、、。


そして、これらを叶えるために、旦那さんに助けを求める。

逆に言えば、周りに助けを求めていなかったからこうなった、とも言えます。


これすぐに全てに取り掛かってください、と言われて、やりたくないな〜って思うのであれば、まさにそれをやってこなかったから、ずっとイライラしてるんです。


いろんな言い訳できますよ。

みんなこれくらい我慢してやってるから。
ワガママ言ってるみたいな気がして旦那さんが受け入れてくれないかもとか。

しかし、自分を守れるのは自分だけなんです。


自分のために自分で必死で動いてあげてください。

不快に対応して快にひっくりがえすことこそが、自分を大事にする、ということです


好きなことを見つけて、その時間に没頭することが自分満たしではないですよ。それは純粋に心から楽しんでください。


自分が満たされてごきげんになってくると、何をやっても楽しいので、その時間はより一層楽しい時間になりますよ〜!


その、自分で自分を満たす、ごきげんな感覚が分からない、とのお声を聞きますので、オススメの動画を紹介します。

料理家土井善晴さんの教える人生が楽になるお味噌汁の作り方


これを見て涙する方がたくさんいるのは、みんな本当は自分に優しくしたいのに、いろんなことにがんじがらめで、どうやったらいいのか分からなすぎるからなんだと思います。


見栄えなんていいんです。常識や世間体よりも、自分を大事にしてほしい。土井先生の作り方を見てると、そんなメッセージが聞こえてきます。


自分のために作る一杯のお味噌汁がどうしてこんなに満たされるのかと言うと、誰に見せるわけでもなく、自分だけのために自分が動いて、“お腹すいた“という不快の欲求にしっかり応えてあげたらなのではないかな。


もう一つのオススメは今上映中の映画“土を喰らう“。
土井さんが料理の監修をされたそうです。
こちらも、料理や日本の自然の豊かさを通して、しみじみと自分を満たすことが感じられます。

こんな気持ちでいることが、“ごきげん“なんだと思ってます。



ココロの声を聴くワークではこの、不快を快にひっくり返す練習をしていきます。オセロのように全てひっくり返ると心の底から、じわじわと根拠のない自信と安心感を得られますので、どうぞお楽しみに!



■イライラからの脱却方法を学びたい方へ
本当に感じていることを口に出すことはとてもクリエイティブな自己表現です。
これができないことが全てのイライラの原因です。
諦めずに、妥協せずに、健全に完璧に表現する方法を学びましょう。
ココロの声を聴くワークのでお伝えしております。
遠隔でも対応しておりますので、お問い合わせください。

■自分が本当に何を感じているのか知りたい方へ
病や身体の症状は内なる自分からのメッセージです。
今一番必要なことを、確実にキャッチし、行動へと繋げていきます。
カラダの声を聴くワークで身体と対話を楽しんでみてください。

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本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。


田中りん


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