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コミュニケーションは包むな!磨け!

コミュニケーションは包むな!磨け!



ごきげんのヒントをお届けする田中りんのメルマガです。

みなさまごきげんいかかですか?


今回は、ちゃんとしたコミュニケーションをしてるつもりが、いつもしっくり来ないのはなぜ?についてのお話しです。


自分は悪くないのに、いつも家族や周りと衝突し、わかってもらえない。
何を考えているのか分からない、と言われたことがある。
常識的でちゃんと接しているつもりなのにイライラする。


意地悪や人に嫌われることをやってるわけではなく、むしろちゃんと頑張ってるのに、どうしてうまくいかないのだ!?


そんな風に感じたことないですか?


相手を不快にさせないように、丁寧にすればするほど、相手との関係が悪化して、イライラが募り、心地よい状態になれない。


そのカラクリを見ていきましょう。

まずは、本来の健全なコミュニケーションがこれです。


1、自分の本当の気持ちをキャッチすること
2、それをそのまま差し出すこと
3、相手が受け入れようが、受け入れまいが、それでも大丈夫だと思えること

ココロごきげんワークでは、この3ステップを何度も繰り返すことで、
ああ、自分のままでいても大丈夫なんだ!って感覚を取り戻す練習をしていきます。


イライラやモヤモヤすること、感情が爆発してしまうこと、居心地が悪く、心が苦しくなる感情を感じる時間が日常で多い方は、この流れがどこかで止まってしまっている状態なのです。



この、2がポイントなのです。

そのまま自分の気持ちを差し出すこと、できてますか?

できてるか、できてないかを自覚することは極めて難しい!

ただ、確実に言えるのは、イライラ、モヤモヤ、孤独感、自己否定、など、いつも何かの嫌な感情を抱えているのであれば、できてないと思います。



多くは、相手にプレゼントしたいもの(本音)をそのまま渡す自信ないから、幾重にもラッピングして、リボンたくさんつけて、中身わからんくらい飾って、相手に差し出すことをずっとやってきたわけなんです。


相手も、なんか丁寧にしてくれてるけど、何入ってるか分からないものを、いつも会うたびに渡されるから、なんかめんどくせ〜なあ〜っ💢て思ってると思います。


開けてもなんだか薄汚れてよくわからないものばかりだし、しまいには受け取るのも億劫になってきます。


そんな感じで、こちらがどれだけ手間暇かけて(気分を害さないように)渡しても(伝えても)、相手からすると、いいイメージ持たれてないことが多いです。なんか嫌な感じだけが伝わってくるだけなのです。


ガーン!って思いませんか?
私はこれに気がついた時驚愕しました。


他人を傷つけないようにあんなにエネルギー費やして、そんな自分が常識人だと思い込んでいたのに、突き詰めて考えてみると、自分が傷つきたくない!の一点張りで、受け取る相手のことなんて、実は全く考えてなかったと言う、、、。


びっくりしすぎて、恥ずかしくて、頭真白になったの覚えてます(笑)


受け取る相手からすると、何を渡されてるのかが一番気になるのですから、ラッピングはほどほどに、開けやすく、中身が汚れたり壊れたりしないような感じで渡してもらえると嬉しくないですか?



他には、ど正論をぶつけてきて、正義や正しさを訴えるパターン。自分は常識人で正しいのに、なぜ周りとギクシャクするのか?

こちらは大事なもの(本音)を汚いダンボールに開かないようにぐるぐるに包んで、投げつけて渡すイメージです。正しさも大事なのですが、毎回投げつけられたら、嫌になってしまう。

開けたら中身がわかるけど、開けるのに手間暇かかって手が汚れるから開ける前にイライラしてしまいそう。


こちらは、決して間違っていないのだけど、受け取る方は気持ちよくないのでケンカになる。


これが正しい、絶対に間違ってない、と言う思いを自分の本音と思ってる方がいらっしゃいますが、実は違うのです。本音とは感じている気持ちなのです。



どちらにしても、本当に感じていることをそのまま出すのはまずい!と瞬時に頭で判断してやっているので自分では自覚ないのです。


例えば、家事が山盛りで手伝ってくれないパートナーにイライラした場合。

ラッピングタイプは「これこれこんな理由で家事が滞ってるのよ」などとびっちり説明する。助けてなんて言うと迷惑かかるからなどど瞬時に脳内変換して、説明というラッピングで無意識に渡す。


投げつけタイプは「そう言う時は、助けるのが常識だ」と詰め寄る。苦しい、助けてほしいなんて言えるわけないから正論でぐるぐる巻きにしてねじ伏せたら、助けてもらえるんちゃうか?と瞬時に脳内変換。


もうね、瞬時にやってるから、皆さん自覚ないのよ。それにこれ以外の言い方知らないから、思いつかないのです。


ワークでは、脳内変換が起こるたびに、本当はどう感じてますか?って何回も立ち止まってもらって、本当に感じていることを言葉にしてもらいます。


そうすると、ああ、私ほっとかれて悲しくて苦しかったんだ、そして手伝って欲しかったんだって気づくようになってきます。こうやって、イライラ、モヤモヤをピカピカに磨いて行くんです。


プレゼントしたいものを綺麗に磨いて、整えて、ピカピカの状態にしてから、そのまま大事に手に乗せてはい、って差し出すことをするんです。


ピカピカに磨くとこんな感じ。

「大変な時に手伝ってもらえないと、悲しくなるので、手伝ってもらえると嬉しい。」



決して、できない説明を聞いてほしいわけでも、自分の言いなりになってほしいわけでもないのです。困ってる時にほっとかれるのが悲しかっただけなんです。


ここを自分が放っておくから、相手から放っとかれるんです。


包むな!磨け!なのです。


今、イライラの渦の中にいる方は、そんなバカな!?と思うかもしれません。自分の思ったように慰めてもらい、自分の都合よく相手が動いてくれたら自分はイライラしないと思いませんか?

ところが、どんなに自分の都合よく相手が動いてくれたとしても、イライラが治まらない方がたくさんいらっしゃいます。実際ワークにも何人も来られました。


どうしてそんなことになるのかと言いますと、自分が本音をちゃんと認めてあげてないからなんです。人は、自分以外の人からどんなに手厚くされても、自分で自分を大切にすることの喜びには勝てないんです。

で、このピカピカに磨く作業こそが、自分を大事にする行為なのです。


分かり合えない状態の時って、おそらくラッピングしすぎのプレゼントとぐるぐる巻きのダンボールの投げつけ合いなだけなんです。

包まず、磨いて差し出し合う関係になれたら、安心感半端ないですよ。
そうなるためには、アナタから磨いて差し出すことから始まるんです。


その磨き方は、こちらを参考に。


このワークをやり続けると、1の自分の気持ちをキャッチできるようになり、
3の相手の気持ちに左右されなくなってきます。

ぜひトライしてみてくださいね。
お手伝い必要だと思われたらぜひワークへどうぞ。全力でサポートさせていただきます!

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本当に感じていることを口に出すことはとてもクリエイティブな自己表現です。
健全に表現する方法を学びましょう。
ココロごきげんワークでお伝えしております。
遠隔でも対応しておりますので、お問い合わせください。

病や身体の症状は表現の一つです。
何を伝えたいのか確実にキャッチする体験こそ芸術だと思います。
カラダごきげんワークで身体と対話を楽しんでみてください。

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本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。


田中りん


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