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子どものためを思ってやればやるほどイライラしてしまうのはなぜだ!?

子どものためを思ってやればやるほどイライラしてしまうのはなぜだ!?



ごきげんのヒントをお届けする田中りんのメルマガです。

外の音が秋になってきましたね。
みなさまごきげんいかかですか?


今回は、子どものためを思って、頑張って、やればやるほどイライラしてしまうのはなぜだ!?という子育てのお話です。

そんな時もあるよね〜、人間だもの!とみつを風に笑えたらいいのですが、笑えない代表例はこちら。

親にされて嫌だったことを子どもには絶対にやるまい、と誓ったのにやってしまう。

こんな時は、悲しくなりますよね。

例えば、
子どもの意思を尊重してあげたい。なぜなら自分が親に尊重されずに辛かったから。

だから子どもには何でも自由にさせて意見を尊重したい。しかし本当に自由にされるとイライラする。


甘えさせてあげたい。子どもの頃、親に甘えられなかったから。

子どもには親である自分に甘えてほしい、と思うのだけど、実際甘えられるとイライラしてくる。


子どもにはそうした方がいいってわかってるのに、いざやってみると、受け入れられない苦しさよ、、、。


ああ!このままでは、自分が親からされて嫌なことを子どもにやってしまう!

わ〜っ!!!どうしよう!しかし止められない!何でっ!?

努力が足りないのか!?

違います!アナタが悪いのでも、努力が足りないのでも、能力がないのでもありません。



さて、この時にアナタの中で何が起こっているのか? 
どうして目の前の子どもを受け入れられないのでしょう?


例えば、自分ががおもちゃで楽しく遊びたいと思っていても、さっと取り上げられて「先にどうぞ」ってお母さんがお友達に譲ってしまい、自分はいつも満足できずに不機嫌だったり、

甘えたくても、お姉ちゃんなんだからしっかりしなさいと言われて育ったとします。

みなさん経験あるかな?


こうやって、自分の気持ちよりも、世間体、常識、親の意見、つまり自分以外の他人を優先し続けて育つと、


当然不満を抱えて我慢するのが当たり前となってきますので、“他人が先、自分が後回しの放ったらかし“がスタンダードで子育てに突入です。



大人になった私たちは、すっかり忘れちゃっておりますが、胸の内では当時の感情は脈々と生きておりますので、


同じシチュエーションを見ると、子どもの頃に消化されてないその感情が刺激されて感情が震えます。


イライラって。



それは、

私の意見は通らなかったのに、子どもは好きにできてうらやましい。


私だって甘えたかったのに、この子ばかり甘えられてずるい。


と言う、紛れもない幼かった頃の自分の大切な感情なのです。


大事すぎて、大きすぎて、忘れたくないけど、みなさん辛いから蓋してるので、なかなか言語化できずに、イライラという感情だけが湧きてきます。



その感情は、


「アナタの中のその未消化の感情を解消してほしいです!そして、大人のアナタならば自分でできるよ!」


と言う内なる自分からのメッセージなんです。



とすると、どうしたらいいか?


自分で自分にやってあげたらいいのです!
大人になったら子どもの頃に親にしてほしかったことは、自分でできるのです!

それをやらずに子どもにだけにしてあげようとすると、頭では子どものためにやってあげたい、と思ってるのだけれど、内なる自分は納得できないからイライラするんです。


おいっ!順番ちゃうで!いつまで自分を後回しにしとるんや!?
これがイライラの原因です。



我慢して育ち、今でも我慢してる方は、子どもが好き勝手にやるとイライラしますし、


おしゃれさせてもらえなかった方は、子どもにそんなもの必要ないと腹が立ちます。


他人に頼ってはいけないと育った方は、気軽に人に頼む行動に眉をひそめます。


やりたかった楽器を子どもにさせたら、練習しない子どもをみるとイライラしてきます。




そんな時は、まずは自分がやってみてください。

何か我慢してることはないか自分に問いかけて、思いつくことをやめてみる。
おしゃれしてみる。
助けを求めて人を頼ってみる。
やりたかった習い事を先に自分がやってみる。


実際に私は、娘に手伝ってほしいことをお願いして断られ、イライラっとした時、断ることに反応していたことに気がつき、ちょうどその時友達から買ったばかりのCDを貸してと言われ断ったことがあります。


頭の中ではうるさかったですよ。「そのぐらい貸してあげたらええやんか。優しくないなあ」って。


だけどね、毎日聞いてたから、その時貸したくなかったのよ〜!これが本音。


だから、そうかそうか、貸したくないよね、って受け入れて断ってみました。


こんな些細なことこれまで、まあいっか、ちょっと我慢したら済むし、、、って思ってたんですけどね。


それこそ自分を蔑ろにして、我慢させて、ちっとも自分に優しくなかったよね。



断ってみたら世界が変わりました。


断ってもいいんだ!ってすっごくすっごく気が楽になったのをとても覚えています。


今では娘に断られても、もちろんイライラしなくなりましたし、ちゃんと言ってくれて嬉しい!とも思います。



ちゃんと自分の意見を言える子どもになって欲しい、受け入れてあげたい、と思っていたのに、実際にいやだって断わられるとイラッとして、ガックシきたけれど、そりゃあ、自分がNOと言えないんだから、目の前でNOと言われたら「私だって嫌なこと嫌って言いたい!」って幼い頃の自分が必死に訴える訳だ。


今では、幼い自分は、胸の内で「ちゃんと断ってくれるようになったから安心してま〜す」ってくつろいでくれてるように感じます。


子どもと過ごすと、お母さんのいろ〜んな感情を刺激してきます。

なんと、それは、自分を解放するビックチャンス!

何なら、お母さんがそのことに気がついて欲しくて子どもたちは行動してたりします。


このカラクリがわかってくると、自分の感情が反応するところをしっかり受け止めて、行動するのみ!


子育てのイライラが、自分を知るためのメッセージとしか思えなくなってくるので、ワクワクしてきますよ!


イライラの大きさが自分の伸び代と捉えてみると、楽しくなってきませんか?


子育てイライラからの脱却の方法を学んで、ごきげんな暮らしをしていきましょう!

ごきげんなお母さんの子どもやパートナーは自動的にごきげんです。

びっくりかもしれませんが、ごきげんなお母さんは子どもよりも、パートナーよりも、自分の機嫌を徹底的に取っています。

詳しい学びはココロの声を聴くワークへどうぞ。↓

■イライラからの脱却方法を学びたい方へ
本当に感じていることを口に出すことはとてもクリエイティブな自己表現です。
これができないことが全てのイライラの原因です。
諦めずに、妥協せずに、健全に完璧に表現する方法を学びましょう。
ココロの声を聴くワークのでお伝えしております。
遠隔でも対応しておりますので、お問い合わせください。

■自分が本当に何を感じているのか知りたい方へ
病や身体の症状は内なる自分からのメッセージです。
今一番必要なことを、確実にキャッチし、行動へと繋げていきます。
カラダの声を聴くワークで身体と対話を楽しんでみてください。

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本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。


田中りん


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