みなさん、こんにちは。
ごきげんへのヒントをお届けする
田中りんのメルマガです。
昨今の状況で、自分と家族との意見の違いに悩まれてる方も多いと思います。
話し合って分かり合えない!と嘆く裏には、自分と同じ意見であってほしい、という願望が見え隠れしております。
正しい VS 間違ってる の話ですね。
実は、正しさを握り締めれば握りしめるほど、ごきげんから遠ざかっていくんです。
正しくあろうとすると、自分を律して、みんなに迷惑かけないように、ちゃんとしている状態に陥りがちになります。
そして、それに比例して他人を見る目が厳しくなってしまいます。
あの人さえちゃんとしてくれたら、この場は気持ちよくおさまるのに!な〜んて。
それが行きすぎると、「なんで私ばっかり、、、」「どうしてわかってくれないんだろう?」という気持ちにもなってきます。
それは、、、
実は相手に依存してる状態なのです。
え〜?何言ってんの??
あの人が絶対にあかんやないの!?と思いますよね。
私ちゃんとしてるのに、どこが依存してんねん!?とも。
しかし、自分の機嫌と相手の行動は実は関係ないのです。
よ〜く考えて見てください。
自分は一歩も動かずに、自分の思い通りに望みを叶えようとしてませんか?
私正しい。あなた間違ってる。
だから私の言う通りに動いてほしい。
問題は、正しい、間違ってるのではなくて、機嫌よくいられるかどうかなんです!
相手が正しい事をしてくれたら、自分の機嫌が良くなると思ってしまいますが、決してそうはなりません。
どんなに他人が間違っていると思っても、
本人にとってはそれでいいと思ってるからそう行動している訳であって、
突き詰めると、
自分と同じ考えに相手が変わってくれない限り自分は機嫌よくいられない、
と言う負のループに陥ってしまいます。
自分の機嫌の主導権を、相手に握られている状態!
そんな悲しいことある!?
もしも、自分の正しさを押し通して、思い通りに行ったとしても、
それはコントロール、つまり支配してるだけなんです。
ここポイントですよ。
支配してる状態は、一見するとお姫様みたいに周りが言う事を聞いて、幸せそうに見えます。
しかし!実は機嫌がいいこととは別です。
それは、満たされた安心した”ごきげん”な感情ではなく、
支配欲が満たされた高揚感と、言うこと聞いてもらうための労力と不安の狭間で、
緊張状態のままなんです。
高揚感はインパクトがありますから、機嫌が悪いままでも一瞬テンションが上がり、
ごきげんになったように錯覚してしまいます。
しかし、次から次へと、問題が起こるたびに、相手を変えようとして疲れてしまいます。
では、どうするか?
自分で自分を守るんですよ!
不快だな、傷ついたな、と感じたら、その方にそれをちゃんと伝えてますか?
伝えても、嫌な状態が続くのであれば、そこから離れる行動をとりましたか?
いやいや、そこまではしないでしょ〜!と言うのであれば、自分は動かずに相手を変えようとしている”依存”の状態なんですよ。
自分は動かず、相手を動かそうと躍起になって、心地よくいられない状態がずっと続いていませんか?
ごきげんになりたいのであれば、
「正しいから、動かない」と言うのは違います。
自分の機嫌を自分で取るために必死に行動するんです。
相手の行動と、自分の機嫌の分離が最大のごきげんへのポイントとなってきます。
少し意識してみてくださいね!
いろんな気づきがありますよ。
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人間関係のカラクリを理解し、いつでもどこでも誰とでもごきげんでいられる本当のごきげんへの道をサポートしております。
本日も
お読みくださりありがとうございました。
またお便りしますね。
田中りん
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