1)土台は、食事、睡眠、歩くこと、健全な感情表現
2)ホームケア(足湯、テルミー、指圧、食養生、ストレッチ、内観、瞑想など家でできること)
3)プロのケア(資格者による様々な施術、カウンセリング、漢方薬などプロのケア)
4)病院の医療(検査、診断、お薬、外科手術など)
今回は、1の土台を深掘っていきたいと思います。
まずは食事。
私たちは、なぜ食事をしなければならないのか?
あまり突き詰めて考えたことはないかもしれませんが、私たちは食べ物から自分の体に必要なものを摂取しています。
使われ方は大きく3つ。
1、エネルギー(代謝;動かすこと)
2、身体の材料(コラーゲン;身体は全て食べたものでできている)
3、身体の調整(ホメオスタシス;ホルモン、自律神経、免疫)
何かをどうにかしたくて、いろんな栄養をとっている方もいらっしゃるかと思いますが、そんなコントロールは実はできないんです。
例えば、栄養不足の人、ストレスが多い人、病み上がりの人では同じ栄養をとっても使われ方が違います。
身体は必要なところから栄養を使っていくので、実は私たちが決めることができません。
私はこの働きを”自然治癒力”と呼んでいるのですが、自然治癒力さんの采配で全て調整してもらってるんです。
お肌ツルツルになりた〜い!と思って栄養をとっても、病み上がりの時は、身体の回復に全振りします。
イキイキいとスポーツしたくても、ストレスの多い状況だとその修復に多くの栄養は使われてしまい、体を動かす気分にまれなかったりします。
病の時は消化にいものを、というのは、身体の修復にエネルギーを莫大に使うので、食べ物の消化にエネルギーを使わせないようにするためです。
つまり、私たちの思いとは全く別のところで、身体は食べ物から栄養を受け取って、『今どう生きるのがこの命として最善か』を決めてくれてます。
栄養は、土台の他の要素である、睡眠や歩くこと、感情表現とも、密接に絡み合っています。
例えば、睡眠に必要なエネルギーやホルモンも食べ物からできているし、
歩いたほうが寝つきがいいし、歩こうと思ったらエネルギーが必要だったり、
質のいい睡眠は、身体の修復や感情の消化もスムーズ。
などと、あげ出したらキリがないくらいどこまでも関係が深いんです。
自分の意思で、暮らしを健全に組み立てて、身体の健康を守れるようになることが本当の自立です。
言い換えたら、自然治癒力さんを邪魔しない暮らしをすること。
そんな暮らしをするのにとても大事なのは自分が何を感じているのかを丁寧にキャッチすること。
自然治癒力さんは邪魔されたら、必ずサインを送ってきます。
それがキャッチできたら、改善策が立てられるんです。
お腹が空いてるのか?動きたいのか?眠いのか?
それに対応してあげることが何よりも大事なんです。
今みなさん、どんなサインをキャッチしてますか?
私は肩が痛いので、今、肩を回しております(笑)。
それができるようになると、自分に”満足”できるようになってきます。
これがきげんのいい状態です。
そうなってくると、過度に施術に頼ったり、どのケアがいいのか迷ったりすることがなくなるのではないかと思います。
さらに、さまざまなケアや施術がより一層効いてくるのではないかと思います。
ここまできたら、次はやりたいことをやる段階です。自分が満足しているから、社会の中で心地よくお役目をさせていただけるようになってきます。
当サロンでは、この土台部分を自分で整えられるようにするためのサポートをしております。
つまりごきげんのサポートです。
ここ数年、ごきげんを深掘りするにつれ、何か大きな要素がもうひとつあるような気がしていたところ、
私が所属している統合医療スペースきさいちの杜くくりで、同じ志を持った施術家や医療従事者の方々とのさまざまな学びの中で、2年間の共同研究の末、その土台を下支えしているものが”氣”であることがわかってきました。
氣が満ちた状態だと格段に土台が整うことがわかり、現代人はほぼ氣が漏れていることを発見しました。
そんなお話会を12/29(月)10〜13時(お弁当付き)で開催しますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。
詳細・お申し込みはこちら
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当サロンでは、徹底的に身体の土台を整える方法をお伝えしております。
本物の健康になるための5ヶ月間、限定4名のプログラムです。私、身体哲学すこやかさん、養生生活じゅんさんの3名による合同企画です。次回は来年開催です。
プレ講座のお話会は12/29(月)10〜13時お弁当つき参加費5000円
2期生日程は、2/19.3/12.4/2.5/14.6/4の予定です。
最後まで自分の足で歩ける身体の動かし方を身につけるには、
本日もお読みくださりありがとうございました。
またお便りしますね。
田中りん
メルマガごきげん通信バックナンバーこちら。