みなさま、こんにちは。アナタのごきげん研究所からのメルマガです。
このメルマガでは自分で自分の機嫌をとれるようになるためのヒントをお伝えしております。
さて、本日は、行動に正解などない!というお話です。
世の中、いろんな方がいろんな行動を取っています。
自分が直接関係のない人間関係に対して、
なんであの人はああしないんだろう?
どうしてここでこうするかなあ?
あんな目にあって可哀想! などと
他人の行動を見ては、イライラ、モンモンとすることは多かれ少なかれありませんか?
遠い人間関係ならまだスルーできますが、ましてやこれ、子どもや、パートナーだと急にそのボルテージは爆上がりします。
なんでやねんっ!
ひどいっ!と。
よく考えたら、自分の身に起こったことではなかったりします。
まだ対応できない小さな子どもが傷ついてたりしたら対応せなあかんけど、家族の体験に逐一一喜一憂して、当の本人よりも感情爆発させてることないですか?
あったり前やんか!家族やねんから!と思われるかもしれませんが、実はそうでもありません。
人間は本来、何もなくてもごきげんなので、他人ではなく、自分の中の不具合を解消するだけでその状態に戻ります。
自分の不具合をほったらかしているから、今、自分はイライラしたり、モンモンとしたりするんです。
早く、それどうにかしてくれよと。
それに共鳴する他人の出来事を見ては、それに同調して感情のボルテージを上げていってしまうので、実は、他人は関係ないのです。
先日ココロの声を聴くワークにきてくださった方のお話しを例にとると(シェアしてくださいとのことでありがたく使わせていただきます!)
お子さんのスポーツでメンバーに選ばれなかったので、イライラしていた。
客観的に見て結果出してるから、絶対我が子が選ばれるべきやと。
ところが、内観を進めていくと、自分の解決しないことをほったらかしていたことに気がつかれました。
内なる自分の思いを、自分がちゃんと”選んであげなかった”ことに対して、イライラいていたから、それと同調する出来事、今回でいえば”選ばれない”という扱いを受けて、そのイライライラを大きくしていた、というのがカラクリです。
普通ならば、コーチに、訴えに行っていたかもしれません。
しかし、彼女は、自分の思いに気がついたので、外の世界に対して何も行動起こしてなくても、自分の本当の想いをちゃんと選んであげよう!と決めたので、その後勝手にお子さんはメンバー入れ替えで選ばれて、びっくりされてました。
これは、本当によくあることなんです。
何度も内観することを繰り返していると、本当に他人に対していい意味で興味がなくなります。
自分さえ整えたら、周りが勝手に落ち着いていくので、他人の行動をコントロールすることに意味がないことが心底理解できるからです。
子育てで距離が近すぎて、自分と子供が一緒くたになって、ヘトヘトになってる方や、パートナーとの関係で、コントロールしてしまいたくなる方は、ぜひ内観する練習をしてみてほしいです。
相手の取る行動に正解などなくて、ただただ自分がそれを見て何を感じるかに、宝物がいっぱい詰まってるんです。
では、このパターンはどうでしょう?
なんか、すごい人に出会った。なんでも知ってそうで、なんでも解決できる!すごい実力を持ってる感が半端ない!
この人についていったら間違いない!
なんか危険な香がします(笑)。そうなんです、危険です。
こちらは、もっとわかりにくいかもしれません。
正解を渡されると人間弱ってる時は受け入れてしまいます。
こちらの場合は、正解を渡される安心感で相手を信じ切ってしまうので、自分の感覚を使うことを放棄してしまいます。
相手の正解は自分の正解とは限らないのです。
これがいいと勧められても、自分が体験して五感を使って、心地よいかどうかが一番大事。
もう一歩進むと、本当の正解は、自分の中にちゃんとあるので、五感でしっかりと伝えてくれます。
(こちらはカラダの声を聴くワークで出てきますよ)
その通りに行動すれば、ごきげんでいられます。
いつも自分の感覚に注目してるので、他人に振り回されてる暇はなくなってきます。
ただただ、今必要なことを自分にしてあげるのみ!
いつもいつも同じことがいいとは限らないし、人と同じかどうかなんでわからない。
だから、実は行動に正解なんてないんです。
正解を探したり、ジャッジしたり、他人の行動に注目してる暇があったら、自分に全力注いでみてください。
自分だけが自分の的確ズバリなことをちゃんと知っています。
だから、世間の正解に振り回されずに参りましょう!
■イライラからの脱却方法を学びたい方へ
本当に感じていることを口に出すことはとてもクリエイティブな自己表現です。
これができないことが全てのイライラの原因です。
諦めずに、妥協せずに、健全に完璧に表現する方法を学びましょう。
遠隔でも対応しておりますので、お問い合わせください。
■自分が本当に何を感じているのか知りたい方へ
病や身体の症状は内なる自分からのメッセージです。
今一番必要なことを、確実にキャッチし、行動へと繋げていきます。
ーーーーーーー
本日もお読みくださりありがとうございました。
またお便りしますね。
田中りん
メルマガごきげん通信バックナンバーこちら。