1. ごきげん通信
  2. ごきげん通信バックナンバー
  3. リラックスして、目の前のことを淡々とこなしていたら、必要なことがちゃ〜んと起こるから安心してください
 

リラックスして、目の前のことを淡々とこなしていたら、必要なことがちゃ〜んと起こるから安心してください

リラックスして、目の前のことを淡々とこなしていたら、必要なことがちゃ〜んと起こるから安心してください

こんにちは。田中りんのメルマガです。

みなさま、ごきげんいかがですか?

さて、季節はまだまだ梅雨なのですが、そんなジメジメを吹き飛ばすようなアイリッシュハープのみつゆきさんの演奏会を開催しました。

 

 

みつゆき先生の演奏会、なんと今回で6回目の企画となりました。

みつゆき先生についてはこちら
https://www.irishharp.jp/

 

以前から先生は、これからの時代を作っていく子どもたちと一緒に、みんなが自分らしくのびのびと生きていける世界を作りたい、とおっしゃっておりました。ですので演奏会は子供の参加が基本的にオッケーなんです。


私はずっと、先生は子どもに優しいな〜、と思っておりましたし、あの綺麗な音を聞くと赤ちゃんは静かになるから大丈夫なんだろう、と思っておりました。

 

ところが!もっと深い意味があったことに今回気がつきました。今回はそのことをシェアしてみようと思います。ちょっと言語化難しいけどやってみます。



演奏会の後は、みなさんで輪になって、感じたこと、先生への質問などなど、シェアする場を必ず設けてまして、それ込みでの演奏会なのが特徴なのです。

その中で、1歳のお子さんを連れてきた方が、お子さんが外に行きたがり、ついて出てたので全曲聴くことができなかったけど、この子がとても嬉しそうだったから、いつもならイライラするけれど全然そんな気持ちがしなかった。とおっしゃってくださいました。

私はその隣で演奏を聴いていたのですが、お子さんのぐずる声も、全く気にならなくて、とても集中できました。

他の方では、音と身体の響き合いを味わって、自分の体が動きたいように動かす方もいらっしゃいました。

演奏者のみつゆき先生といえば、演奏中はいかに心地よく自分の中で音を響かせるかということに集中して、弦に触れているそうです。

この状況を客観的に見ると、それぞれが全くバラバラの動きをしてるんです。一見すると演奏を聴いているとは思えません(笑)。首回してる人がいたり、頭向けて寝てる人がいたり、お外行きたい〜ってぐずってる子がいたり、、、・唯一共通しているのは、”自分が一番心地よい状態でリラックスするいことに集中していること”。やりたいようにやっている。

音は”響きあう”ので、先生曰く、演奏会ではだんだんとその場が緩んで、音が響いていくそうです。しかし今回は、最初から音の響きがすごかった!過去最高の音ですね、とおっしゃってくださいました。

お子さんに注目しますと、片隅で集まってゲームしたり、時にはハープの音に耳を澄ませたり、お外行きたい〜っていう気持ちも抑えずに表現。本当に自由。何も我慢してない。

もしも大人ならば、演奏中に、「外でたいな〜」とは言わないよね。まあ、そっと出るのがええよね。マナーとかあるから。最低限そうならないための事前の配慮は大人ですからやるとして。

大人は色々と考えてしまうので、「チケット代勿体無いから」「今出たら迷惑だから」「誘われたから」とかいろんな理由で、この演奏会に限らず、その場を離れたい気持ちを押し殺しす場面が多いと思います。しかし子どもはストレートなのでそのまま表現してくれる。自分の感情表現に素直なので、ありのままそこに居てくれるんです。とってもゆるんだ状態で居てくれるから、音がよく響く。

以前の記事にも書きましたが、子どもは、ありのままで存在してますよね。特に赤ちゃんなんて、ごきげんの塊。自分の中の欲求に対して素直に表現できる。

だから、その場に、自分でいることにリラックスできるまだ小さい子どもがいると、音がすごく響き合える、ってこういうことか!と一人納得。究極その子がどんな状態でもいいんです。たとえ泣いたとしても、ありのままを表現して、そこに居てくれれば。それを周りの大人が、受け入れて、必要なケアをするだけでいいのです。しーっ!静かに!って睨まなくても。そうかそうかって、そ〜っとその場を少し離れて満足するように動いてあげたらいいんです。

帰り際、いつもなら「おりこうにしててくれてありがとう」って声かけてしまうのだけど、心の底から「来てくれて、この場にいてくれてありがとう」って思いました。あの音を響かせたのは、間違いなくこの子の存在も大きく影響してるからね。

これは、、、演奏会だけのことではなくて、世界がこうであったらいいのに!って思いました。なんといいますか、好き勝手にするのとは全く違うので、伝え方難しいのですが、自分の気持ちに蓋しない、という世界になったらどんなにいいだろう。

大人なので、伝え方や振る舞い方はもちろん大切です。1歳児とは違うのはそこです(笑)。そこらへんはココロごきげんワークでやっておりますので、ご興味ある方は是非どうぞ。


どんな人も大切で尊い。そしてその人それぞれが、自分の気持ちに蓋する事なく、自分らしくリラックスしていられたら、お互いに響き合えるすごい世界になるんではないだろうか?と垣間見た瞬間でした。


告知の段階でも、その気配は大いにありまして、一緒に企画してくださったむすび管理人のめぐみさんの存在も大きかったです。告知をして、それで響いた人との場になるから少人数だったとしてもそれがベストな会になりますね、とドンと構えてくださった。そんなめぐみさんが当日、会場を美しく整えて待っていてくださって、ハープを会場に運び入れ、ふ〜っと一息ついたところで、お庭の大きな美しい紫陽花を、ポンと飾ってくださいました。

ああ、なんと豊かなんだろう。

当日もいろいろとアクシデントありで、開始が少々遅れましたが、それによって開始時間間違えてた方が間に合ったり、うまい具合にスケジュールが組めた方、使えない駐車場が使えるようになったなどなど、トントン拍子にスムーズに進みました。


みんなが、リラックスしてやるべきことをやって、その場を迎えたのならば、ちょっと予想と違うアクシデントがあったとしても、淡々と、必要なことをやっていたら、そこに集った人にとって必要なことがちゃ〜んと行われていた。


私なんて、ちょっとアクシデントが起こるとアタフタしてしまうのですが、今回は、演奏会が終わってみて、ああ、やっぱり必要なことが必要な人と起こるようになっているんだなあ、と。ならば!どんな時にもリラックスして淡々と行こう!って再確認させてもらいました。

 

 


全てを通しての演奏会を体験してみて、先生が、「パフォーマーとしてだけの演奏をしてない」というようなことをおっしゃってたのを聞いて、なるほどなあと。美しい曲を聴いてもらうと言うことをはるかに超えた、上手く言えないけれど、目指したい世界を、集った方と音で共有し、体験するような場でした。


帰りに送らせていただいた時にも、面白いお話をしてくださって、自分から発信して行動すると、何倍も楽しいことが起こりますよ、とのことでした。なるほどなるほど!共感です。

発信なんて!と思うかもしれませんが、大それたものではなくて、十分!感じたことを口に出すことも立派な発信です。相手との会話で、ふっと心に浮かんだ事を口に出すのもよし。発信から世界は動き始めます。シェア会で他の方のお話を聴きながら、ここに書いていることに気がついたのもしかり。誰とも話すことなく帰ったら何も気づきがなかったかもしれません。だから演奏会にはシェア会が必要なんだなぁ。


みつゆき先生は、演奏を通じて、それを体験してほしいから、演奏を重点的にみてもらうパフォーマーとは違うんだよなぁと、妙に納得しましたし、私も施術やワークを通して、お互いがリラックスしてごきげんでいられるための活動をしていきたいなあと再確認しました。


今回つらつらと書いてしまいいましたが、伝えたかったのは、”自分にリラックスして、目の前のことを淡々とこなしていたら、必要なことがちゃ〜んと起こるから安心してください”と言うことでした。自分も忘れないようにしよう。


本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。


田中りん

ーーーー

■イベント案内■

ごきげんの秘訣を身体に聴こう! 2021/7/9(金)ごきげん医学研究所 あや先生 とのコラボワークショップ!(残り1枠)自分にリラックスしている状態を体験できますよ。これこそ、必要な方と必要なことが起こる場としてセッティングさせてもらいます。


呼吸一つで身体が変わる体験をぜひ。リラックスの基本は呼吸です!