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イヤな症状が突然気にならなくなる瞬間

田中りんのメルマガです。
みなさん、ごきげんいかがでしょうか?

季節は立夏です。緑がみずみずしくて、爽やかだなあ〜と思ったのも束の間、今年の梅雨入りは早かったですね。
おっとっと、冬物の洗濯して夏物出しておいてよかった〜!といった感じでしょうか。

暦通りに暮らしを整えていると、土用には夏支度を、とのことで済ませておいたので、割と季節が前後してもあわてないことに感動です。

そんな初夏の清々しい先日、カラスに襲われました😭
去年も一度追いかけられて、今年はとうとう頭を蹴られまして😂。ホンマに怖かったです。

で、調べるわけなんです。「カラス襲う」とか。夏の繁殖期は子どもを守るために攻撃的になる、などなど。

そしてますます怖くなるんです。私、黒光するものがめちゃくちゃ苦手なんです(汗)。

で、色々と調べていて、急に楽になった記事がありまして。

そこには何が書いてあったのかと言いますと、カラス目線でのメッセージ。1日の暮らしとかをカラスさんが詳しく話して聞かせてくれてるようなことが書いてあったんです。

それを読んでいたら、だんだん怖くなくなってきて(いや実際怖いんだけど、むやみやたらと恐怖ではなくなりました)、ああ、そんな風な行動を取るのは。こんな理由があったんだね、って思えるようになってきたんです。

この、急に怖くなくなった感じが、何かに似てるなあ、と気が付いたのは、身体との対話をされた方とお話ししていた時
なんです。

大きな病を乗り越えて、治療を続けていかれる中で、症状に対して不安に思うのは当然です。私の身体この先どうなってしまうのだろうか?どうしたらいいのか?

それを第三者からの”説明”として聞くとなんだか得体が知れない感じで不安になってしまうのですが、症状が主体となって語りかけてくれると、症状に親近感が湧いて、すごく理解しやすくなって、怖くなくなるんだと思います。


繁殖期には人を攻撃する場合がある➡︎僕たち必死に子育てしていて、雛を守るために威嚇してしまうんだよ。
ゴミをあさっている➡︎昔は僕たちは山に住んでいたけど、今は自然がなくなって人間の近くになったきたよ。だからゴミにご飯を探しに行くんだ。   などなど。

身体の症状の声を聞いてみると、どうしてそんなことをするのかと言ったことを、症状自体が伝えてくれます。

アトピーさんは「私が痒くすれば、そこを掻くことであ〜気持ちいってリラックスできるでしょ?」
膝の痛みさんは「私が痛かったら、これ以上動かないでしょ?」
手のリウマチさんは「思い通りに動かし過ぎないように、私があまり動かないようにするね」
などなど。

これ以上リラックスしなかったら、動いてしまったら、他人を動かし過ぎてしまったら、自分が壊れてしまうからギリギリのところで表現しているです。

身体の症状の声をキャッチできたら「だから、こんな症状を出して自分に知らせてくれてたんだね。」ってきっと感動すると思います。ここまで受け取れたら、もう怖くありませんよね。嫌な症状も自分の一部であり、もはや仲間です。


カラスも自然の一部なので、彼らの嫌がることを避けて、もっと言えば、自然を壊さず、山でのびのび暮らせるような状態を作ってあげたら人間と楽しく共生できるでしょう。

あんなに怖がっていたカラスの鳴き声さえも、今は、「そうかそうか、子育てお互いがんばろな」という気持ちで日々穏やかに過ごせるようになりました。


それと同じで、身体さんが嫌がることを避けて、のびのびできるような状態を作ってあげたら、例え持病を持っていたとしても楽しく共生していくことができると思います。

病は忌み嫌うものだと考えてしまいますが、視点を変えると、ありがたい気づきに溢れてますよ。病や症状について検索しまくって”説明”で理解しようとすることはほどほどに、自分というチームの仲間の訴えだと思ってぜひ対話してみてくださいね。

本日もお読みくださりありがとうございました。
またお便りしますね。


身体からの声を聞いてみたい方はぜひカラダごきげんワークをどうぞ。

こちらも面白い、人間関係にイライラしている方は、イヤな人が突然気にならなくなるココロごきげんワークをどうぞ。

とにかく日々が不機嫌だ、と言う方は、まずはカラダとココロをほぐし自分と対話するセッションをどうぞ。