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ご機嫌名人への道 ②環境の不具合ってなんぞや?

田中りんです。

 

前回までのお話は、

ご機嫌になるための大きなヒントとはこちら

①身体の不具合についてはこちら

 

身体、十分整えてるで!それやのに、なんでモヤモヤクヨクヨイライラすんの??という方。

前回の①体の不具合ってなんぞや?に続いて、環境の不具合についてのお話です。


②環境を整える(五感が満足する暮らしを)について考えてみましょう。

 

何かと言いますと、、、お家を心地よく整える、ということ。

自分がいつもいる場所を心地よく整えられてますか?ってこと。

 

掃除、洗濯、整理整頓、家事動線、換気、温度調節、インテリア、などなど。



うわ〜汚い!って思った場所を放置してませんか?

いっつも使いにくいと思ってる場所をそのままにしてませんか?

淀んだ空気のまま、窓を締め切ってませんか?

使うたびに??って思ってるものをそのままにしてませんか?

 

その、日常の中の「あ〜ちょっと不快だな」という感覚が環境の不具合なのです。

 

清潔さ、美しさ、使いやすさ、心地よさ。ここに注目してお家の中を見渡してください。


あ〜めんどくさい!掃除や収納なんてうんざり〜と思うかもしれませんが、よく考えてみて。

清潔さ、美しさ、使いやすさ、心地よさ。これって自分にしかわからないこと。

 

単純に綺麗にするなら誰かが来て、定期的に全部やってもらったらいいのですが、実は、イライラ、クヨクヨ、の解消には繋がらないのです。安心して満たされた感覚には繋がりにくい。

 

めんどくさ〜って思った方には残念なお知らせですが(笑)

 

自分が不快を感じたら、自分で動いて、整えることで得られる感覚とは、自分で自分を幸せにできるという”根拠のない安心感”なんです。

 

 泣いたら周りがなんとかしてくれるのは自分が赤ちゃんの時だけです。

 

大人の私たちは、自分でやるんです。全部自分でやると言う意味ではないですよ。できない時は、助けてと頼むと行為も自分のために動いたと言うこと。

 

赤ちゃんは、眩しかったり、寝てる時に下着がしわになって気になっていたり、暑かったり、オムツ汚れてたりなんだりして、何かと心地悪かったら、泣いて訴えますよね。

 

大人もそれと同じです。この位置のライト眩しいなあ、と感じたら、角度を変える。この服チクチクすると思ったら、補修してみる。暑かったら窓開ける。トイレ汚れてたら掃除する。

 

大人なのですることはバージョンアップしておりますが、よくよく考えたら一緒なんです。

 

大人なので我慢強くもなってしまってるし、忙しいからいちいち構ってられないとも思いますが、不快なものは不快です。

 

こんな日常の暮らしの不具合を少し見直すだけで、信じられないかもしれませんが、本当に心が満たされるのです。

 

ここら辺をほったらかしにして欲しいものを手に入れたり、素敵な場所で過ごしたとて、いつも満たされないのは、不具合の解消をしていないから。

 

赤ちゃんが、欲しい玩具をもらっても、暑すぎたら泣いているのと同じなんです。

 

お掃除してさっぱりするのもよし。インテリアの見た目の心地よさを揃えるもよし。

 

中でも、動線を整えるのがオススメです。使いたい道具がスムーズに使えるように配置したり、ものを減らして探しやすくしたり、通りにくいところを整理したり。

 

動きがスムーズだと、動くたびに気持ちがいいんです。あ〜作業しやすいな〜って毎日楽しめます。最高の心地よさを自分で作ってみてください。

 

赤ちゃんの泣き声を聞いて、どうしたら泣き止んでくれるかな?ってあれこれ思いを馳せ考えて整えるように、大人だとは言え、確実に発してる自分の中の泣き声に耳をすませて、自分のために整えてみてください。

 

倒れそうで危ないと思っていた棚を修繕してスッキリしたら、子どもにイライラして怒鳴っていたのがぴったり止んだ方。

収入を気にしてクヨクヨしていたが、自分のためにお弁当と水筒を用意するようになって不安感が消えた方。

 

大好きな仕事に就いたのに、なかなかやる気が出なくてモヤモヤしていたのが、家の片付けをほったらかしていたことに気がついて、片付け終わった途端、仕事が順調に進んだ方。

 

自分で解消できる日常の不快、つまり、環境の不具合を放ったらかしにしていると、子どもや家族などの他人や仕事や収入など、今、家の中で自分ができること以上の何かのせいに

してしまうことが多々あります。

 

どれだけ自分のために自分の手を動かせるか。ぜひ試してみてください。

 ふむふむ、私はできてるけどなあ、と言うあなた。

 

では、次回は③の心の不具合についてお伝えしたいと思います。

 

本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。

田中りん