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ご機嫌名人への道①体の不具合ってなんぞや?

田中りんです。

みなさんこんにちは。

 

前回の記事で、不具合を解消するだけでご機嫌になれますよ、と言うお話をしました。

 

それには赤ちゃんを見ていたらとってもわかりやすい。

いつも赤ちゃんはご機嫌で、不具合が起こった時だけ、機嫌が悪くなるから、それをすぐに解消すればまた元のご機嫌に。

 

不具合はすぐ解消できると信じているからすぐに訴えてくるし、解消するまでしつこい(笑)。

 

なんでそんな行動ができるのかと言えば、世界を信頼してるからなんです。言えばちゃんとやってくれるって。


そのサイクルがうまくいっていると、子どもは安心してすくすく育ちますね。

 

もしその対応をうまくしてもらえなかったから、ずっと私は不安だと感じているとしても、大人になって自分でできるようになれば大丈夫です。

 

そのためのヒントをたくさんお伝えしておりますので、ぜひ他の記事も参考にしてみてください。


ではその不具合が何かについて考えてみましょう。

 わかりやすく言えば、 

①体をご機嫌にする(生理的欲求、リズムある生活、食事、睡眠、運動、)

②環境を整える(五感が満足するように心身への影響;清潔、温度、インテリア、明るさなど)

③心をご機嫌にする(湧いてくる感情を大切に)



この三つが整ってたら、ご機嫌なんです。

この不具合をほったらかしてるとご機嫌ナナメになってしまう。



まずは①体のご機嫌について

 

■体の生理的な欲求に沿ってあげよう!

お腹すいた。今は食べたくない。トイレに行きたい。しんどいから横になりたい。などなど。

 

赤ちゃんなら我慢しないであろうことだとイメージするといいかもしれません。

 

自然に湧き上がってくる欲求には自然に対応してあげてください。

 

大人になったからと言って生理的なことを我慢しなくていいんですよ。そして自分の感覚を大切にしてください。

後回しにしないで、体の声を聞いてくださいね。体のご機嫌は、まずはここが大前提です。

 

では次を見てみましょう。

 

■リズムある生活を整えてみて!

 私たちは地球で暮らしてますよね。地球ってリズムがあります。

 

朝日が出て、一番陽が高くなって、夕陽が沈み、月が出て暗くなる。もっと大きなリズムで言えば春夏秋冬、季節のリズム。そのリズムに沿って生きるととてもスムーズ。太古の昔から、人間は自然の一部として生きてきました。体もその仕様になっていないわけがありません。

 

朝日の光刺激で体が目覚め、暗くなるにつれて温度も下がり、体も疲れ心ものんびりモードになって、眠くなる。


その大きな環境のゆらぎの中で、活動と休息を繰り返しながら私たちの体は生きてます。

 

ストレスなく、リズムにのって生活している時は、呼吸も深く、脈も安定してフラットないい状態となります。呼吸も脈も実は宇宙と呼応しているリズムなのです。


ポイントは、朝日とともに起きること。

面白いと思いませんか?元気に過ごそうと思ったら、私は地球の一員なんだ、ってちょっぴり意識するように元から人間が設計されてることに意味があるように感じます。

イライラする、なんか漠然と不安になるのであれば、生活のリズムが整っていないという不具合を疑ってみてください。


■自分が食べたいものを用意して食べよう!

活動のエネルギー源としての”食事”。旬のものを美味しく、よく噛んで、楽しく頂いてますか?

 

旬のものは、地球のリズムに沿ったものなので、食べるとその季節の体にとって必要なものが多いです。

 

よく噛むことにより、消化吸収がよくなります。楽しい気分での食事は心が豊かになります。もちろん、血流が良くなり、体に栄養を十分に行き渡らせることになります。


そして、自分で自分のために食べたいものを用意してみてください。もちろん作って食べるのもよし。お気に入りのお食事をいただくのもよし。

 

家族のため、健康のためだけではなくて、時には自分のために。

 

赤ちゃんがお母さんに抱っこされて心地よい温もりの中でミルクを飲んでいるのは、見ているこちらも満たされたいい気持ちになります。そのお母さんのように、自分にしてあげてください。

 

日常の食事ほど、自分で自分を喜ばせるためにいいものはないな〜とおもいます。


適当な食事しか自分に用意していなかったり、自分のことを無視して作ることは、自分を放ったらかしにしてるのと同じだと思いませんか?


自分が自分にしたように世界から扱われているのだとしたら、いつも疎外感、尊重されてない感じがしているのであれば、自分を思いやって生活を整える場面が少ないからかもしれません。




■ぐっすり寝てなきゃそりゃ、不機嫌だ!

必要な睡眠時間の確保。

質の高い眠りが大事なのは言わずのがな、、ですよね。

 

寝不足=不機嫌ですよね?体がヘトヘトになってしまいます。

 

太陽と共に、規則正しい生活をし、日中体を動かしていれば、大抵夜はぐっすり眠れるように人間の体は作られています。

 

それでも眠れない方は、頭(特に目!)の使いすぎなのではないかな?

 

リラックスして眠れる状態に持っていくために、、、私のオススメは小豆カイロで目を温めながら寝る(笑)。

 

頭を使わず、五感を使おう!


暗くする。目や頭を刺激してしまうスマホは寝る前は見ない。ゆっくり湯船に浸かる。お気に入りの香りをかぐ。ストレッチもいいですよ。

あ〜気持ちええなあってぼーっとゆるむことをしてください。

睡眠は心身を修復する大事な時間です。なんかいつも疲れが取れずいイライラしているのであれば、眠りの質をあげることを心がけてください。


■運動嫌いやけど、筋肉なかったらもっと自分を嫌いになる

何はともあれ、筋肉を動かさないことには、血液が体をめぐりません。

 

体を構成している、細胞ひとつひとつは酸素と栄養を血液で運んでもらって、エネルギーを受け取り、老廃物を引き取ってもらうことで元気でいられるんです。

細胞が元気になれば、身体全体も元気になる。

 

とにかく、足を動かしてください!お散歩はかなりオススメです。激しい運動をしなくても30分ほど歩くだけで、足先がポカポカしてくると思います。血流が良くなった証拠です。

 おまけに五感が開いて、頭もスッキリします。肩こり、腰痛、冷え性など体の症状で不具合感じてるのであれば、ぜひ筋肉動かして血流促して、体温上げてください。

 

筋肉は発熱しますので、しっかり鍛えた筋肉ならば体温は上がります。体温が上がるだけで、体の血流がよくなり自動的に元気になっていきます。



ーーー 

 

うわ〜、大変そうだなあ、、と思われたかもしれませんが、よく考えたら、おじいちゃんやおばあちゃんの暮らしですよね。


好き嫌いなくよく噛んで食べなさい。暗いところで本を読まない。早寝早起きしなさい。体を動かして仕事する、などなど。

 

こんなに文明が発達しても人間の体は自然の中の一部で太古から変わっておりません。


自然から外れた動きは、やっぱり不自然なんだと思います。スムーズじゃない。

だからこそ、近代的な暮らしをしている今は、ちょっとコツが必要なのではないかと思います。


まずは、体を整える。それでもイライラクヨクヨすんねん!って時は、次は体が置かれている環境を見ていきましょう。


本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。

 

田中りん