今回のお話は、腸と心の在り方の共通点をお伝えします。
口から入ってきたものが、腸まで届いたときに、腸壁がしっかりしていたら、必要な栄養分のみを吸収しながら、
不要なもの(ウイルスや毒など)はしっかりとガードして、便としてして排出できます。
腸がガタガタで隙間が空いてると、ウイルスや毒までも腸壁を通り抜けて血管に入りこみそうになるので、体は炎症反応を起こしてしまいます。イヤだ~!!来ないで~!!って。
腸は自分以外のタンパク質を異物とみなしますので、そのうち、卵や、小麦、肉、大豆などあらゆるタンパク質にまで反応しだして、何を食べても炎症が起こったりします。
これがリーキーガット(腸漏れ)という状態です。
鉄ミネラル®︎の考え方では、この状態が食物アレルギーの大きな原因だと考えます。
一般的には、反応してしまう食べ物の除去食でケアをしていくのですが、鉄ミネラルでは、そもそもこの弱った腸壁を再生するような栄養を取ることを先にする必要があると考えております。
栄養を摂ると、みるみる腸が強くなっていき、身体は炎症反応を起こさなくなっていきます。
何を食べても、ちゃんと消化吸収して不要なものは排出できる体になります。
これって、心のあり方も全く同じ。
心にはバリアがあると思っています。自分が心地よくいられる状態を守るバリア。
心の腸壁(笑)
これを犯して侵入してくるものがあると、不快に感じますよね?
傷つく言葉や、心地よくない環境などがそれです。
日頃、イライラ、クヨクヨしている方はいませんか?
そんな時は、相手が悪い!環境が悪い!と原因を外に追求してしまいますが、原因は外ではなく自分のバリアの弱さだったりします。
まさに心のリーキーガット状態!
その心のバリア、強くできるんです!
まずは、自分の心地よさを感じることから始めてみてください。
快・不快に敏感になってください。快と不快の境界線がアナタのバリアなんです。
だから、そこをはっきりと認識すると、いとも簡単にバリアを張ることができます。
そこからは、段階的にバリアは強くなっていきます。
侵入してくる不快に気がつく段階。
不快が入らないように行動する段階。
不快を跳ね返せる段階。
もはや何が近寄ってきても影響されない状態。→この状態になると、本当にイライラクヨクヨしなくなります。
あの人さえいなければ、
あのことがなければ、
あの時あれをしなければ、、、
そこばかり目を向けて自分にバリアを張って守ることをおろそかにしていたら、あっという間に振り回されてしまいます。
まずは自分を感じてみてください。
そして、もう一つ大事なことは、このバリアは相手が誰であっても同じである、ということです。
相手に合わせて自分の境界線を強めたり弱めたりして、自分がどのくらいの強さのバリアを張っておけばいいのか?という観点で自分を守るのは非常に疲れます。
バリアは相手に合わせなくていいのです。
腸壁も相手に合わせません(笑)。自分以外のタンパク質が入り込むと炎症反応が起こります。
心の問題も同じです。相手の人格ではなく、相手の行動が自分にとって不快かどうかを見るだけです。
イヤ~!こないで~!という時は、心のアレルギー反応なんだと思います。
先日の心身の声を聞くワークに参加された方が、相手によって合わせなくてよかったんだ!!って驚かれてました。
これができるようになると、腹の探り合いで疲れ果てる、気の使いすぎでヘトヘトになる、ということがなくなります。
食べ物も、人も、排除することが一番疲れます。
もちろん好きなものを選ぶことはとても大事ですが、選べない場面が多々ある中、排除し続けるのはなかなかのエネルギーを使います。
その時にどう在るか?
きげんのいい人は、腸も心も、強くしなやかな壁で守っているんだと思います。
どんな場面でも
美味しい!美味しい!って味わって栄養しっかりとって、
楽しい!楽しい!って人と交流できたら、豊かだと思いませんか?
テルミーは、ちょっと調子が悪いな?という不具合にすぐにセルフケアで対応できるごきげんツールです。
心身の声を聴くワークは、対人関係の不具合解消の最強ツールです。
鉄ミネラルのお話は、栄養が整うだけできげんが良くなる食事プログラムです。
1/16くくりにて開催
歩き方教室は、歩けば歩くほど元気に整う身体の動かし方をレクチャーしております。
またお便りしますね。
田中りん
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