ごきげんにいるためには、まずは感じることが最初です。
不快を感じた時に、それを取り除くという行為を”自分で自分のきげんをとる”と考えております。
ということは、自分が何を感じているのかがわからないときげんが取れないのです。
おっと、、、もしかして、きげんをとることは楽しいことやご褒美を与えることと思ってませんか?
実はそうではありません。
子どもが泣いたら、お菓子あげて静かにさせることがきげんをとること、というイメージを思い浮かべる方も多くいらっしゃいます。
泣いてる原因を解消しない限り、お菓子というご褒美は、ただごまかしてるだけになってしまう。
ここからもう家に帰りたいのかもしれないし、眠いのかもしれない。
それを解消しない限りずっとイヤな思いは持ちを続けたままです。
子どもだとイメージしやすいですが、これは大人でも同じ。
子どもはストレートに泣いたり、騒いだりするので、わかりやすいですが、大人は思考が強いので、一瞬で心の声を打ち消してしまいます。
さてどんな声かと言いますと、、、
この引き出しの中、パンパンで出し入れしにくいなあ。
と感じた場合、秒で”めんどくさい”でスルーします。あるあるですね。
お誘い嬉しいけど、行きなくないなあ。
と思っても、相手に気を遣って参加してしまう。年末年始のお付き合いでないですか?
些細な日常のことです。
あれ?なんか心地悪いなあ。と感じたら即動いてみてください。
引き出しパンパンなどの不具合は、家事がとても良いトレーニングになります。
今の家を見渡して、五感で感じて違和感のあるところを綺麗に整えてみてください。
つまり、どこの素敵な宿よりも、居心地の良い場所に整えることが、きげんをとるということです。
気になる汚れを落とし、しっくりこない色やデザイン、肌触りのものをなくしてみる。
ヨレヨレのタオルや溜まった書類などを処分するだけでさっぱりしますよ。
特に家事動線はとても大事です。
通りにくい、出し入れしにくい、いつもぶつかる、入れたらぐちゃぐちゃになるなど解消したら、その後ずっと心地よさを味わえます。
もう一つの断れない不具合は、対人関係のお悩みですね。
自分のことより他人を優先してしまうことをやめてみる、というのがきげんをとる、ということ。
イヤだなあ、と思ったらちゃんと断ったり、その場を離れる。
そして必要があれば、ちゃんと気持ちをお伝えするのが何よりも大事です。
(こちらは心身の声を聞くワークでレクチャーしております。)
年末年始で実家に帰省したり、いろんな方とお会いする機会が多いと思います。
ある意味チャンスです。ここで自分を守れるかどうかが、自分のきげんの良し悪しにかかってきます。
家を最高の場所に整えて、人間関係を心地よくする。
つまり、モノとヒトの不具合を心地よく整えることがきげんをとることなんです。
好きなものをご褒美に買ったり、どこかに行ったりという楽しいことをしても、一向に気持ちが満たされないのは、きげんを楽しさで蓋してるからなのでした。
これができてない状態の時は、イライラします。
きげんのいい状態の時は、決してイライラしません。それは決して特別な状態ではないんです。
ただただ、不具合を感じて実行に移すだけなので、決してイライラしたりしないんです。
びっくりしませんか?
ええ!?イヤなことがあるとイライラするの当たり前やろ!と思われた方いらっしゃいませんか?
昔、私はそう思ってましたが、今、自分のきげんを取れるようになって、本当にイライラしなくなって、信じられるようになりました。
人は、そもそもきげんが良くて、不具合を取り除くだけで、きげん良い状態に戻るんです。
面白いことに、モノを整え出すと、ヒトの不具合がはっきりしたり、
ヒトを整え出すと、モノの不具合に気がついたりして、相乗効果で整っていかれます。
心身のワークをやり出して、対人関係が整ってくると、
急に家の居心地の悪さに気がつき始めて、掃除が楽しくなってくる方が多いです。
その逆もありますね。
年末年始、大掃除のラストスパートなので、きげんをとるチャンスがいっぱい!!
みなさん、ぜひ隅々まで整えて、心地よい新年をお迎えください。
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心身の声を聴くワークは、対人関係の不具合解消の最強ツールです。
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