田中りんです。みなさんこんにちは。
梅雨突入ですね!湿気がすごいのですが、紫陽花に癒されております。
”私が私らしくあるために”これが私が最も伝えたいこととです。
みなさんは胸をはって自分らしくいることができてるって言えますか?
本当の自分ってなんだろう?自分らしくってどう言うことなんだろう?そう思われた方もいらしゃると思います。もしくは、理想に近づきたくて今の自分は本当の自分じゃないって直視できなかったり。
どこかに本当の自分があるかのように思ってませんか?
息を吸ったら、吐く。食べ物を食べたら、排泄する。人が生きる上で、何かを取り入れたら、体内で消化吸収分解して、排出する。その活動をすることで、ブワ〜っとエネルギーが
身体中を駆け巡り、体という命が生かされてます。この出し入れが止まると生命活動は止まってしまいます。
心のことも同じなんです。目の前の人と接したり、聞いたり、見たり、話したり何かを体験し、その時の感情や思いが体内で沸き起こった時、それを出すこと、つまり表現することで心という命が生かされるんだと思います。
いろんな方がいますよね。悲しみや、喜びなどを歌で表現する人。絵などの作品で形作る人。いわゆるアーティストと呼ばれる方々。
何か表現することは特殊なことのように感じますが、本当はそうではないと思います。ただただ感じたことを表現するのみ。
体はほっといても自動的にやってくれます。しかし、心の表現は意識してやらないとできない時もあります。自動的に蓋してる場合が多いからです。
嬉しい時に笑顔になったり、ガッツポーズしたり。悲しい時に涙を流すことも立派な表現です。しかし、よく考えてみたら、喜怒哀楽どれも自分でストップかけてることありませんか?
ここで喜んだら周りの人に妬まれる。ここで泣いたらバカにされる。ここでお願いしたら、信用なくす、、などなど。
それに、人間には”言葉”というすばらしい表現の道具があります。ほとんどの方は表情や仕草以外にこの”言葉”を使って日常で自分を表現していると思います。人前でのびのびと歌えたらどんなに気持ちがいいだろう、歌がうまい歌手が羨ましいなあ、と思ったこともありますが、視点を変えてみると、自分の中のエネルギーを解放するという点では、舞台で歌うのと、目の前にいる人に自分の思いを言葉で伝えるのは全く同じなのです。
信じられないかもしれませんが、今まで言えなかった本当に言いたいことをちゃんと相手に伝えられた時の開放感と満たされた思いは、ココロごきげんワークで経験した方ならわかると思いますが、とてつもないエネルギーを使い果たします。歌手の1ステージ分くらいなんじゃなかろうか?(笑)。そのくらい、エネルギーが解放されるんです。
そうやって、湧いてきた心のエネルギーを解放して表現している状態こそが自分を生きてる、つまり”私が私らしくいる”状態なのだと思います。
今、感じたことを、認めて、行動する。その繰り返し。頭で考える余地はないんです。自分らしくいよう!なんて決意も必要ない。
ただただ、目の前のことに向き合って、感じてみてください。
おかしいな、と感じたらスルーせずに、立ち止まる。傷ついたならば、悲しかったんだと認め、相手にちゃんと伝える。しんどいのであれば、自分のキャパを超えていることを認め、助けを求める。やりたいな〜と思ったならば、自信なくてもその気持ちを認め、声に出してみる。
伝え方や行動の仕方、表現方法だけはちゃんと頭を使って考えて相手への配慮が絶対に必要だけれども、表現すること自体をやめてしまう人がたくさんいる。それじゃあ、勿体無いですよ!せっかく湧いてきたエネルギーの行き場がないですよ。
湧いたエネルギーが出ないように蓋をするのはすごくエネルギーがいります。心が鬱々としてるのであれば、もしかしたら、もう蓋するのに疲れちゃったからかもしれません。
自分が感じている感情は、あなただけが感じているオリジナルなものなんです。それを表現することはすなわちオリジナルな自分を表現すること。奇想天外な、奇抜で、唯一無二の作品を作ってるアーティストだけがオリジナルの表現をしてるんじゃないんですよ!
自分が感じたことをちゃんと行動に変換して表現することこそ”私が私でいる”といいうこと。
他人が表現していることに憧れてそれを真似して、いくら器用に表現できたとしても自分から湧き出ていないものをやったとて、心から満たされることはありません。
自分をちゃんと表現できるようになったら、自動的に自分に満足して、安心できるようになりますから、次は創造のエネルギーが溢れてきます。そうなってくると、楽しくリラックスしたまま、他人にそのエネルギーをおすそ分けできるのではないかな、と思ってます。
頭を静かにして、自分が本当に感じているものを大切にしてみてください。
感じたことを伝えるのが怖すぎるという方はぜひココロごきげんワークをどうぞ。
相手を傷つけることなく、自分を表現する方法を学びましょう。一生使えるコミュニケーション方法です。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
またお便りしますね。
田中りん