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ウイルスでさえ自分を知ることのお役に立ってるんです

田中りんです。みなさん、こんにちは。お変わりないでしょうか?


ウイルス対策も,少し落ち着きが見えてきましたね。終息あともう少しといった感じですね。いろんな状況が変化していってます。それにともなっていろんな感情も湧いてきたのではないでしょうか。

どんな感情を味わってますか?厳しい感情の方もいらっしゃるかと思います。いつだって大きく感情が揺れるピンチの時はチャンスなんだと思います。

まさに大変な状態の時は、そっちに全力をかけて立て直す必要もあります。

そうではなくて、もし、今回、日常生活を、今はなんとか暮らせているのであれば、お時間が普段よりあるのであれば、少し内面を見てみると今後の生き方のヒントが

わかりますよ、というお話です。

 

心地よくない感情で頭がいっぱいになってしまっている時には、一度、自分の状態を客観的に眺めてみると、いろんなことが見えてきます。


目の前の現実をどんな風に捉えますか?何に対してどんな感情が湧きましたか?

今回は、今あるの感情の例をもとに、その人がどんな現状にあるのか導き出してみたいと思います。

感情の読み取り方はこちらの記事を参照にどうぞ。

例えば、、、

 

ウイルスに対して、私たちの自由を奪って、ひどい。どんな性質かわからないから怖い。早く治ってほしい。もう勘弁してよ。やられないように自分を守りたい。入ってくるな!好き勝手にしやがって!こっちはこんなに我慢してるのに!って感じているのであれば、では、そのウイルスからどう扱われている気がしますか?


ズカズカ入り込まれてる感じ。どんなに頑張っても負けそう。こちらのなす術がないから怖い。増殖するために利用されてる。大事にされてない。ということであれば、、、

自分の本心(魂)と、思考との関係がそのまま相手との関係に反映されますので、


自分の本心を、思考が大事にしていない、ということの現れであると読み解けます。


他の例では、、
政府に対して、なんでもっと補助してくれないねん!行動が遅い!などなど。 政府が自分を助けてくれない、言ういこときいてくれない。と感じているのであれば、自分の本心に対して、思考はちっとも動こうとも、助けようともしてくれてない、ということ。

目の前の現象に対して、感情が湧き出るのは当然のこと。いやだなあ、ハラタツなあ、っていう思いは、大事に受け止めるとして、その感情に支配されることなく、思考で対策を練って行動できるのであれば、問題ないのです。


ポイントは今回のウイルスの件での対応ではなくて、日頃、自分が、自分に対してどんな対応をしてきたのか、とうことが、たまたまウイルスがきっかけとなって表現されている、と言うこと。

ですので、よ〜く観察していると同じ感情を日常生活の中で何回も味わっていると思います。

ウイルスだけではなくて、パートナーが、上司が、ママ友が、親が、子供が、店員さんが、、、、ありとあらゆる周りの人達のやり取りの中で、今いる環境の中で、同じ感情を味わってないですか?

自分が自分を扱ったように世界は自分を扱います。

自分が自分に味わわせた感情と同じ感情が湧くように世界が自分に働きかけている。

自分が自分を怖がらせるようなことをしたら世界に対して恐怖が湧くでしょうし、自分の本心を無視したら、無視されて悲しい体験をするでしょう。本当に感じていることを優しく尊重したら、世界は自分を丁寧に扱ってくれます。

今回のウイルスが原因なんだ!というのはそうなんだけれども、収入が激減したり、やりたいことができなくなったり、それはその通りだし、苦しいのは本当にそうだと思います。


だけど、少し立ち止まって、見方を変えるとそれは単なるきっかけで、自分が日頃どのように自分を扱ってきたのかをそそまま体験している、ということに気がつくことができます。この同じ環境で、全く変わらず、穏やかに楽しく暮らしてる人もたくさんいらっしゃるもの事実。

この同じ状況で、人によって捉え方が大きく違う理由の一つは、自分のあり方が、そのままが現れているからなのではないかと思います。

人と比べても意味がないんです。自分の中から湧き出る感情は、同じ体験をしても同じ環境にいててもそれぞれ違ってるように、その人だけの特別なもの。

そして、その感情が湧くように世界が自分に働きかけているとするならば、嫌な人だって、このウイルスだって自分を知るために動いてくれてるとさえ思えてきます。そこに注目すると、不必要な思考のクセや、価値観など、自分だけに必要な大きなヒントを得られますよ!

環境や、他人に左右されずに、自分を生きようとするならば、感情に注目してみてくださいね。

 

 

本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。



田中りん