みなさんは、不調を感じたらどんなケアを選んでいるでしょうか?
私は、身体のケアのひとつとして、温熱刺激療法イトオテルミーのレクチャーもしておりますが、
その時にいつも必ずお伝えしていることがあります。
それは、心身をケアするさまざまな医療には、序列があり、守備範囲が違う、ということです。
大きく4つに分類して、説明してみたいと思います。
下に行けば行くほど、土台であり、日常のケア。
上に行けば行くほど、緊急度が高く、お金や時間、身体の負担のリスクもあるケアとなります。
下から説明すると、
1)土台は、食事、睡眠、歩くこと、健全は感情表現
2)ホームケア(足湯、テルミー、指圧、食養生、ストレッチ、内観、瞑想など家でできること)
3)プロのケア(資格者による様々な施術、カウンセリング、漢方薬などプロのケア)
4)病院の医療(検査、診断、お薬、外科手術など)
3と4の間は大きな境目があり、3までは、自然治癒力を後押しするケアであり東洋医療、代替療法と言われるものです。
そして、4は、緊急の処置、西洋医療となります。
つまり、守備範囲が違うんです。
お身体の状態に合ったか必要なケアを選ぶと、負担なくスムーズに回復できるし、
逆に、手遅れにならないのです。
理想は、1で暮らしを整えて、それでも不調が現れたら、2のセルフケアを行い、食事と睡眠など、1の暮らしのペースをさらに整えます。
大抵、一晩寝たら回復するのですが、よくならないようでしたらすぐに3のプロにお願いします。
それでも悪化するようだったり、日常生活がままならない痛みや不調になってきたらすぐに4の病院での治療にお世話になるのがスムーズだと思います。
例えば、風邪ひきそうだなあ、ゾクゾクするなあ、と思ったらどうしたらいいのか?
すぐにお薬飲む、点滴を打つ、そして今まで通りの暮らしを続ける?
以前の私はそうしてましたね〜!
生活を改めずに4のケアをし続け、しょっちゅう風邪ひいて、ぎっくり腰になってました。
今の私は、足湯やテルミーなどして自然治癒力を高め、消化の良い温かいものを食べて、時には漢方薬を飲んで早く寝ます。
そして、暮らしの中で改善できることを振り返ります。
さらに、元気な時から、定期的に3のプロのケアでセルフケアでは届かないメンテナンスを受けています。
おかげで今は、ほとんど体調を崩さなくなり、ぎっくり腰もなくなりました。
現代人の多くは、生活を整えることや自分で自分をケアすることを忘れてしまっているようです。
今は不調があったら、まずは4から始める方も多いのではないでしょうか?
それでは負担が大きすぎるのではないかな〜?
そんなに緊急な処置から始めなくても、できることはたくさんあります!
風邪ばかり引く、腰痛が治らない、眠れない、冷えてる、、、日常の不調が出た時に、
まずは1の土台から見直してみてください。
そして、234のケアを受けるときも、同時に1を大事に整えてみてください。
魔法のように思えるすごいケアも、1の土台が整っているからこそ、めちゃくちゃ活きてくるんです。
逆に言えば、土台が整っていたら、どんなケアでも活きてきます。
お薬だって、消化して分解し、血流で身体に成分を届けているのは全て身体の力です。
手術後の回復も身体の力で元に戻っていきます。
これで分かりましたか?
ぴったりくるケアを探すよりも、、土台を整えることで、おそらく、想像以上に整う伸び代があります!!!
”暮らしを改めずして、病は治らず。”ですね。
自分の力で身体を整えられるようになると、不調の不安がなくなります。
自分でできることを知っているので、根拠のない自信が持てるようになってきますよ。
次回は、この土台を整える1を深掘りしていこうと思います。
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当サロンでは、徹底的に1でお身体を整える方法をお伝えしております。
本物の健康になるための5ヶ月間、限定4名のプログラムです。私、身体哲学すこやかさん、養生生活じゅんさんの3名による合同企画です。次回は来年開催です。
プレ講座は12/29 10〜12時開催予定。
2期生日程は、2/19.3/12.4/2.5/14.6/4の予定です。
本日もお読みくださりありがとうございました。
またお便りしますね。
田中りん
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