1. ごきげん通信
  2. ごきげん通信バックナンバー
  3. めんどくさいの先にある料理から広がる豊かな人生
 

めんどくさいの先にある料理から広がる豊かな人生

めんどくさいの先にある料理から広がる豊かな人生



みなさま、こんにちは!アナタのごきげん研究所からのメルマガです。


当サロンでは、温熱刺激療法イトオテルミーの他に、自分で自分の機嫌を取るための様々なメニューを取り揃えております。

このメルマガではそのヒントをお伝えしております。

ーーーー
さて、皆さん料理をすることは好きですか?

好きな方も、苦手な方もいろいろといらっしゃると思います。

ちなみに私は以前、料理は極力やらず、食べることにもあまり興味がなく、
そんな時間があったら、別のことをしたい、とさえ思っていました。

なぜって、”めんどくさいから”。

その後、子育てする際に、それじゃ、アカンわ!と思い直して栄養考えて一生懸命作りました。

結果、もっと料理が嫌いに(笑)。

この頃はですね、もう全てがしんどくて、全方向にうまくいかなくて、不機嫌極まりなかったです。

今は、料理をするときは、ちょっと前のめりで楽しんで作っております。そして全方向にごきげんです。


それはなぜかと言いますと、自分の感覚を満たして、喜ばせるために料理をするようになったからなんです。

今日は、あまりお腹が空いてないから、さっぱりしたものが食べたいなぁ、と言う感覚。
ほくほくのカボチャが美味しそうだから、サラダにして食べたてみたいなぁ、と言う感覚。
お塩はもっと粒々してる方がいいなあ。
あの器に盛ったら綺麗だなあ。
もっと細い千切りだとシャキシャキしておいしい。

食べたらきっと”あ〜おいしい〜!”っていう感覚が満たされるための料理。

つまり、料理を通して自分の感覚を満たせるようになったと言うことなんです。

以前の私は、栄養がどうとか、体にいいとか、子どもに三食食べさせなくては、と言うことを考えてる方が多かったです。

そして、いかに早く作るかが勝負だったので、自分の感覚を感じる間もなく、急いで食べて、さっさと片付けて。


感覚を満たす”満足”と、楽しいことをやる”快楽”との区別がつかなかったので、自分で作った料理でこんなに満たされることを知りませんでした。

プロが作ったおいしいものと自分が作る家庭料理との違いがわからなかった。

これは全てに言えることでして、
汚れてるなあ、と思ったら掃除する。
服がほつれて気になるならば、繕う。
動きにくいのであれば、家具をどかして動線を整える。


そうやって、自分の感覚の違和感を自分の手で整えることの喜びを味わえることこそがごきげんの土台だと思ってます。

それは簡単に行ってしまえば”家事”なのですが、とてもとても根源的な”創造活動”だと思ってます。


あまりにも不機嫌な状態の時は、感覚が麻痺してるので、周りの不具合に気づくことができませんし、
こういったことを、めんどくさい!と思われる状態の時は、全方位に、感覚が閉じている証拠です。


その時に、まずは料理から始めてみるのが一番いいように思います。


食材を感じながら、自分の食べたいものを感じながら、美味しさを味わうために、自分のために手を動かす。


そうやって作ったものを味わうと、これまでの自分より少し感性が開いてくるのがきっとわかると思います。


そして、自分で自分を喜ばせることができた、と言う自信と安心感が湧いてくるはずです。


そして、不機嫌になりかかって、めんどくささが顔を出しても、料理をすることで、フラットに戻って来れるんです。

この感覚こそが、根拠のない自信につながっていきます。


以前、ココロの聞くワークに来てくださった方が、不安から解放された時に、
高級なカフェでお茶をしなくても、自分が飲みたいお茶を丁寧に入れて飲むことを楽しめるようになりました。
とおっしゃっていたのを思い出します。

と言うわけで、私が読んでで、そうそう!と唸ってしまったオススメの料理本を2冊紹介します。

・「cook」 阪口恭平/晶文社

躁鬱病の著者が”三食作れば鬱が治る”と確信するまでの料理の記録。
鬱明けくらいに鍋でご飯を炊くっていうのが戻っていくサインで、家族に料理を作るというのが治った証拠。

”満たされれば「不安」になることもない。自分が満たされるのが大事。

そして自分を満たすためには「創造」が必要なんですよ。だから料理をすれば簡単に満たすことができる。”



・「味付けはせんでええんです」土井善晴/ミシマ社
感覚に注目しながらの料理はとても満足するのはどうしてだろう?と言う料理を哲学するお話。
本の中に、”阪口恭平の凄さ”と言う内容の文章があって、
まさかお二人が繋がってるとは思ってなかったので、びっくり。


🔸🔸本日のごきげんへのメニュー🔸🔸
1、お腹の空き具合を感じよう
2、食材と対話しよう
3、自分の好みで味付けを確かめながらしてみよう
4、味わって食べてみよう
5、毎日続けてみよう

料理がめんどくさい、と言う人は、満たされるような料理の仕方を知らないだけだと思います。
こんなに手軽に自分を満たすことのできる料理のことを、この2冊でぜひ知ってほしいです。

ーーーー
【当サロンでのおすすめメニュー】

イトオテルミー ;ぐっすり寝かして体の自然治癒力を高めるための治療と言っても過言ではありませんので、眠りにくい方はぜひお試しください。

鉄ミネラル®︎お話会  毎月開催;体が睡眠に入るために必要なエネルギーやホルモンは鉄が鍵を握ってます。しっかり鉄をとってぐっすり眠れる体にしていきましょう。

心身の声を聴くワーク;口に出したことがなかったけれど、本当は言いたかった言葉を見つけるワークでもあります。それを言葉に出すことで、過去の自分が癒された時の開放感と安心感を味わうと、爆睡間違いなしです。

歩き方教室  定期開催 @きさいちの杜くくり;本当の身体の動かし方を習得するための教室です。山に登るだけで元気になる体作りをサポートします。

ーーーーーーー

本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。


田中りん


メルマガごきげん通信バックナンバーこちら。


予約はこちら→インターネットご予約