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軌道に乗るとは?

田中りんです。皆さん、こんにちは。


色々ありますが、規則正しい生活と、バランスの良い食事、そして、体を動かして、ぐっすり眠るなど、暮らしを整え、自然治癒力を高めて、免疫力をアップさせてくださいね。全ては家庭でできること。自分で整えられること。

自分の体を人任せ、医者任せ、薬任せにしていても、暮らしを整えない限り、健康にはなれません。

暮らしが全てを支えていますので、めちゃくちゃな暮らしを正さない限り、どんなに素晴らしいケアをしても、その効果はザルのように消えていきます。

それを知っていると、今回のこの状況、そんなに慌てることはないと思いませんか?

さて、私の仕事は、自分で自分の心身をごきげんに整えられるようなお手伝いをしております。


特別なことは言いません。まずは先ほどの暮らしを整えることからお伝えしております。その上で、心と体のケアの仕方をお伝えしております。

体のケアとしては、イトオテルミーという温灸を通して、自分の体を自分で整えられるようにお伝えし、ケアさせてもらうこと。

そして、心のケアとしては、体と心の声を自分で聴けるようになるワークをお伝えしております。

なぜ、それをお伝えしているのかと言いますと、自分の足で、自分の人生を歩んでいくためには、自分を感じることが何よりも大事だから。

誰をうらやむでもなく、誰かに文句言うのでもなく、誰かの目を気にするでもなく、自分はダメだと卑下せずに、これで大丈夫だと胸を張って、今、目の前のことを直視し、受け止め、行動し、前を向いて顔をあげて、安心して自分を生きてほしい。

そのためには、自分が本当に何を感じているのかをしっかりと聴かないことには始まらない。自分は本当は何でもわかっていると言うことを皆さん忘れてるんです。

ただただ、それを受け入れるのが怖いだけで、感じた通りに実行するのが怖いだけで。怖いけれども、直視すれば、ちゃんと心から満たされるのに、やったことがないから不安なだけで。

もし、自分が感じた通りに行動することができたなら、それはとても喜ばしいこと。それこそが自分を信頼できた、と言う証。

自分が感じたことや思いを、他人が何も言わずに受け止め、協力してくれたら嬉しいように、自分が自分の思いを聴き、行動したならば、ああ、私の思いは満たされたと感じられる。

たとえ行動に移せなかったとしても、自分のことをちゃんと感じてあげられたなら、聴いてもらえた手応えに、体は無視された、とは思わない。

ただ、頭がうるさすぎて、感じたことより考えたことを行動に移してしまうから、いっつも自分がチグハグで、バラバラで、心が置いてきぼりだから、不安なだけなんだ。

感じた通りに、行動したら大変なことになるでしょ。たくさん考えてしまう人はそう思うかもしれない。だけど、覚えておいてほしいのは、本当に感じたことに、良し悪しなんてない。嫌な感情でさえ、蓋することなく直視できるようになったら、自然に湧いてくるその思いはどれもこれも宝物で、自分が自分らしく生きていくためのメッセージとして読み取れる。


頭さんにはちょっと休んでもらって、体や心の声を聴きに言ってもらうと、”もっと私を尊重して””他人の言うことを聞かないでほしい””しんどくなったら体を横にして休憩してください””スケジュールを詰め込みすぎてるからもっと減らしてほしい””朝、もっと歩いてほしい”などなど。こんな答えが返ってくる。

頭では出てこない、今、自分が最も必要なアドバイスが自分の口から出てくる不思議。


自分が自分に言われたことを、実践することで、目の前の景色が変わり、人生が自分のリズムで動き出すのがわかるはず。そのときに初めて、自分の感覚を信じる、と言う意味がわかり出す。それが、自分の人生を自分の足で立てた瞬間。

そこからは、一歩づつ、一歩づつ。歩数が増えるごとに、世界はカラフルになっていく。下ばかり向いて、ブツブツ文句を言いながら、他人と比べて、周りを羨んで、背中を丸めて不安に埋もれて歩いてた自分ではないはず。

顔を上げて、胸を張って。壁が来たとしても、超えたいならば、逃げることなく、どうやったら超えられるか、胸を開いて人に聞き、助けを求め、越えていき、その壁の前で、

少し休んで力を蓄えようと思ったならば、立ち止まることだって、引き返すことだってできる。自分が感じて決めるだけ。


自分の人生を自分の足で歩きたいのであれば、ますは、まずは、自分を感じて、自分を信じるところから始めてほしい。

私は長いこと、何かができるようになれば、すごい実績があれば、安心して自分らしくいきていけると勘違いしていた。人生は軌道に乗ると思っていた。

だけど違った。

実績なんて、何もなくても、軌道になんて乗ってなくても、自分とつながって、自分を信頼してそれに沿って行動することこそが自分が一番安心できてリラックスしている状態だったのだ。

そして、その積み重ねの日々を振り返ったときに、私が歩いた道があったと言うだけで、ここから先の”軌道”は全く見えないけれど、どこに向かうのかわからないけれど、どこへ向かったとしても、安心できる状態に自分で心身を整えることができることを”(心が)軌道に乗ってる”と言うのではないかと思う。

おそらく、一般的には、計画通り、理想通りに物事が順調に進むことを(状況が)軌道に乗ると言われてるんだろうけれど、人生後半戦、頑張っても結果が出ない、苦しいばかりの状況の時や、状況は軌道に乗ってるのに、ちっとも満たされない時にはそろそろ、生き方をシフトしてください、と言うサインだと思います。

状況を軌道に乗せるのではなくて、心を軌道に乗せてくださいと言うこと。

焦って焦って、もがいてもがいて、軌道に乗りたい、、、とつぶやいた頑張っているお母さんにへ届きますように。

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ココロごきげんくワークでは感情から、カラダごきげんワークでは体の不具合から自分を直視し、どう行動していくかまで見ていきます。

 

自分の核心に触れて、本気で向き合うには、そのための静かな時間が何よりも大切です。そして、他人から、問いを投げかけられることによって、自分をより客観視できるので、一人では、よくわからない方はぜひ体験しにきてください。

 

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本日もお読みくださりありがとうございました。

またお便りしますね。

 

田中りん