1. ごきげん通信
  2. ごきげん通信バックナンバー
  3. 360度のマーチ
 

360度のマーチ

田中りんです。みなさんこんにちは。


今日は、同じところでぐるぐる悩んでいる時のことを。

どうして私ばっかりこんな目に合うのかと被害者意識で頭がいっぱいだったり、文句ばっかり言ってしまってたり、一生懸命やっているのに苦しくてどうしていいのかわからなかったり。

そんな苦しくて、自分ではどうにもならない時に、誰かに助けてもらいたいと思うのは自然なことだと思います。

そして、その誰かからもらったアドバイスの中には、ホッと安心できるものから、ワクワクする話、耳が痛いことまで色々あると思います。本気で苦しさから立て直したい時、ヒントは耳が痛いところにたくさん転がっているようです。

文句ばかり言っているのであれば、「文句言わずに全てを自分のこととして行動してごらん」と言われた時「なんで私は悪くないのに動かなあかんねん」と抵抗するでしょう。

被害者意識が強い時に「自分の感じてることをちゃんと伝えておいで」と言われても「どうせ言っても聞いてもらえない」と本音を伝える恐怖から逃げ出そうとするでしょう。

一生懸命やってる状態を「それは善意の押し付けです」と言われてもショックで受け入れられないかもしれません。


人間は、これまでと同じことをしていてもうまくいかない状態に陥って、初めてイヤイヤながら、恐る恐る新しい価値観を受け入れて行動することで、成長できるようになってます。

成長した時に、これまでよりも少し受け入れる幅が増え、少し心が自由になり、より自分らしく生きることができるようになるようです。ですので、これまでと同じ方向で頑張ってもなんでかうまくいかない時は、成長する準備が整った時とも言えます。


その時にワクワクすることを選ぶと言う選択肢もありますが、人間はやったことのない初めてのことをやる時は、必ず恐怖を伴いますので、苦しい時にワクワクを選んで人生を変えようとするのは、とても無理があるとおもいます。


だって価値観変えてませんから。気持ちが安定した状態で、心の底から湧き上がるワクワクならば大賛成なのですが。新しい価値観を信じて方向を変えて、一歩進んでみた後で、「ああ、大丈夫だ!」って確信して、一歩一歩進んでいくと、現実での見える景色が変わって、その度に心が自由になっていくのだと思います。


ワクワクも要注意ですが、耳の痛いことをあちこちに聞いて「原因はこれか〜!」ってのをやり続けるのも問題です。


アドバイスはきっかけなんです。方向を転換させること。アドバイスをもらって、「そっか〜!」と納得し、しばらくして、現実が変わらないとなるとまた別のところで「そっか〜!」を繰り返してても、何も変わらないのです。


あっちのセラピー、こっちのコーチング、あそこの占い、あの大先生、、、。「ああ!あそこでも同じこと言われた!」って時ないですか?それは、同じところで足踏みしてるのと同じですよ。


その場で、足踏みしながら方向転換ばかりしてても、一歩も踏み出してないならば、360度同じ位置でぐるぐる回って、さらに最初と同じ方向向いてる可能性ありますよ?それがぐるぐると悩み続けてる状態です。その後行動しなくっちゃ!一歩踏み出さなくちゃ!そしてやり続けなくちゃ!


踏み出したら、必ず悩みの内容が変わってきますよ。同じことでずっと悩んでることはなくなります。どうやって行動すればいいのかを考え出すので、他人のせいにしたり、他人のことばかり考えてる時間はなくなってきます。

あの人さえいなければ、、。あの人さえ変わってくれたら、、、。こんな思いで頭がいっぱいなのであれば、自分と対話し始めると頭の中はがラリと変化していきます。

つまり、自分のために考えてる時間がぐっと増えます。自分に注ぐエネルギーの量が増えます。誰だって自分を一番大切に考えてくれてたら嬉しくないですか?


自分が自分を扱ったように周りから扱われるんです。


もっと自分の人生を生きませんか?コツは自分の感情と向き合うこと。そこに集中してることこそ自分にエネルギーを注いでいること。

感情を読み解いて、体の不具合に注目して、自分の本音を掴んで、行動する。この一連の流れを自分でできるようにすると人生が動き始めますよ。

自分の本音やアドバイスを他人から言われても大方の人は納得しません。自分の感情や体の不具合から読み取ることで、自分の口で本音ややるべきことが出た時に初めて納得するようです。


感情とお友達になりたい方はココロごきげんワークへ。

体の不具合と仲良くしたい方はカラダごきげんワークへ。



自分の声、聞いてみたくないですか?本音が口から漏れ出てしまうワークでお待ちしております!

対話の仕方がわかると自分がもっと好きになりますよ。

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。


田中りん