先日、怪我をされた方がケアに来られまして、
(イトオテルミーという温熱刺激療法師として、体の施術もしております)
怪我して2週間経っても、痛みが残り、なかなかスカッと治らないとのことでした。
怪我の状況を見させてもらって、なんとなくお身体が回復したくないような感じがして、痛みが何かを伝えたそうな感じでした。
そこで、怪我した時の状況など色々とお話を伺っているとこれが原因だな、と思うポイントがありました。
それは、いつもよく利用している施設に行った時に施設側がこれまで何回も怪我をさせている状況がわかっていながら対策を打っていなかったということへのモヤモヤ。
ごめんなさいね、とは言われたものの、一番気になってるのは、そこだな!と。
多分、、、それをちゃんと伝えたら、傷はスムーズに癒えるだろうなあ、と感じたので、そのままお伝えさせてもらいました。
すると、思い当たることがあるようで、とても納得してくださり、相手に伝えてみたい、とのことでしたので、正しい伝え方をお伝えしたところ、ちゃんと実践してくださいました。
おそらく、自分がどう伝えるかを書き出してみて、暗記したとしても、実際に相手の前で伝えるのは難しいと思います。涙が出たり、言葉が出なかったり。
彼女も紙に書いたのを途中で涙が出てきて泣きながら読んだそうです。
頭で考えていると信じがたいのですが、実際にやってみると、なぜか涙が出ます。みなさん、それほどまでに、自分を制限していたことに気づかれます。
相手の方も、ちゃんと聞いてくださったそうで、伝えたいことを声に出して言い切れたそうです。
そうすると、今まで感じた事のないような不思議な安心感がしたそうです。これまでの言いたくても言えなかった場面がたくさん思い出されたそうです。
きっと過去に言えなくて悔しく悲しい思いをした自分も今回勇気を持って、口に出せたことで一緒に癒されていると思います。
その後、5日ほどで傷の痛みは治まりましたとのこと。そして、あのときのモヤモヤも、その後全くないし、あの時こうしておけば良かったんじゃないか?と後から色々考えることもなくなりました!とおっしゃってました。
心の傷と体の傷がとてもリンクした体験談でした。
何よりも、こんな話、なかなか信じる人が少ない上に、あまりにも簡単すぎて、それでいて怖くて、なかなか実践する人は少ないのですが、すぐに実行されたことに本当に感動しました。
大切なポイントは、正しい伝え方を自己流にアレンジしないこと。
人間、言いたくないところは、無意識に避けてしまうという性質があります。それは本当に勿体無い。
ですので、そこのところは注意してくださいね。
やってみたけど、ピンと来ない方はその可能性があるので、一度ワークで確認しにきてください。
一生使える対話方法でもあるし、自分を癒すツールでもあるので、自分の中で癒してほしくて待っている自分にこれからも上手に使って欲しいと思います。