"前進しないと行進しないと思った"
「前進しないと行進しないと思っていた。」
12月の日曜、息子のサッカーを送り出し、ポチッとTVをつけたら歌舞伎役者、坂東玉三郎さんのお声が聞こえた。
EXILEのアツシさんともうひと方歌舞伎役者さんとの対談で30.40代のお話しの一言、そう!それそれ!と椅子に腰掛けTVのボリュームをあげちゃいました。
わたしが、りんさんの心のワークを受けて実感していた頃のお話しだったので、たくさん共感できたお話しでした。
家事、育児、不安定な主人の所得に家計のやりくり、持病あり両親との関係(両親が、仲良くない)
わたしが頑張れば、どうにかなる!無理して出来なかったら私の力不足…と進んでいました。
上手くいかないと、落ち込んだり、自営業者の主人の収入が落ちるとイライラしたり、泣いたり…
でも頑張っている主人を見ると、子どもたちには楽しそうで頑張る母を見てほしいからまた進んで…立ち止まることは、罪だと思っていました。
でも、私の心奥底では、ゆっくり体を休めたい、生活費が安定して欲しい、父母には2人で解決してほしい、好きなことができる子どもたちがうらやましい…。この先幸せに暮らせるのだろうか不安…。
何を考えてるの!みんなが元気なだけで幸せやん!こんなこと思う私は悪い人…。ずっと私の奥底にある魂に蓋をしていました。
ココロごきげんワークに通うようになり、沢山のヒントや道しるべをもらい、理解が深まるにつれ私のこころが柔らかくなっていきました。胸からたくさん沸いて体からたくさんでてきます。蓋が少しずつ開き始めたのでしょう。
休みたい、主人に怒りたい、両親に関わりたくないけど心配、子どもたちみたいに好きなこと優先でやりたい!そう思って突きつめたら、そうか、私が私の心地いいことを求めていたんだ!
りんさんから、「好きなことやってみたら?」「蓋をはずしていいんだよ」「相手に伝える伝え方はあるよ」「私の心の奥底にあることを気づかせるための出来事よ」
自分の奥底にあるものを感じたら、沢山の腹が立つ嫌なことがやってきます。
「おー、やってきたか!」「また同じことをやってくれたな旦那さん!」「両親またケンカ?」
でも、とても冷静な自分がいます。その度に、丁寧につたえました。「………そうしてくれたら私はうれしいです。」と。
そして、休憩したり散歩する時間を作りました。
そうすると、まずは、お昼寝でもしたら?と主人が枕を出してきたり、両親のケンカはなくなりませんが、冷静に話が聞けたり(基本的に聞いてあげたら落ち着く両親)、劇的に変わったのが、主人の仕事が安定してきました!嘘みたいな本当の話です。
春くらいからりんさんから教わったような伝え方に変えていき、秋からトントンと仕事が増えてきました。
私を大切にするということが、まさかこんなことだったなんて、蓋を開けるって怖いけれど開けて本当によかった!です。
まだまだ、不安がなくなったわけではありませんし、時々まだ無理しすぎてしまうことはありますが、立ち止まり、日々目の前のことを大切にすることで整います。
「今日は、しんどいからお味噌だけつくる!手抜きで買ってきた惣菜ね!」→皆が手伝ってくれ、たまにはこんなんいいやん!って家族が話してくれる。
旦那さんに「毎日、ありがとう、幸せや、大好きや」→「こちらこそや!捨てられてもいいくらいやったのに、俺も好きや」ってわたしを心地よくさせてくれる。
好きな時起きてぐーたらする娘に「羨ましいし、わたしもできたらいい気持ちになるなぁ」→「ぐーたらしたらいいやん!ママがそんな日は、私が起きるし」と、いつでも休憩okと教えてくれる。
大きくなったきた中2の息子に「大きくなってきてさみしいわ」→「おんぶしてあげよう!もうママぐらい楽勝や」おんぶしてもらい、さみしさが嬉しさに変換される!笑笑。
坂東玉三郎さんのお話しの最後は、歌舞伎をお休みし、休暇をとり散歩したり、旅行したり歌舞伎を全くしない時期を作られたそうです。
前進しないと行進しないのではなく、立ち止まったら色んな自分と向き合うことができ、また歌舞伎をしたいと思い、魂は前進すると感じたと締めくくられていました。
立ち止まり、自分の魂の声を聞く、聞き方を教えてくれたりんさんに感謝しかありません。ありがとうございます!
本当に、魂は、前進できるんやね。
今年、50歳のわたし、更年期にも、そうかそうかしんどいなぁと話しかけ、付き合っていくと決めたら体はだるくてもなぜか辛くない…笑笑。
残りの人生、心ひらいて日々を大切にしゆるりと暮らしていきたいこの頃です。ありがとうございました
2020.8.9